「稼ぎ続ける人の話し方 ずっと貧乏な人の話し方」松尾 昭仁
2014/05/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
カリスマセミナー講師、起業コンサルタントの松尾さんの一冊です。稼ぐ人と、貧乏な人とを特徴でばっさり分けています。
お金を稼ぐ人は、まず最初に人がお金を稼ぐのを助けます。自分が儲けることばかり考える人には、お金は集まらないのです。
・貧乏な人は、自分が儲けることばかりを考えています。一方、稼ぎ続ける人は、相手にメリットのある提案をします(p28)
儲ける人は、売り方を知っています。人の欲しいものを提案し、他のお客様が満足していることを教えて、高い値段で売るのです。
また、2割のお客様が8割の売上になることを知っているので、時にはお客様を切り捨てることができるのです。つまり、儲ける人は、お客様をえこひいきするのです。
・稼ぎ続ける人は、「えこひいき」を重視する(p55)
中谷 彰宏さん風のまとめでした。こうした小さな知恵の集約がある程度集まったときに、売上という数字になってくるのでしょう。
松尾さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・稼ぎ続ける人は、客のニーズを聞き出してから、自分の商品やサービスを提案します(p39)
・ずっと貧乏な人は、「シルバー向け」と表現する稼ぎ続ける人は、「お孫さんと一緒に」と表現する(p126)
・稼ぎ続ける人は、「私も使っていますよ」で安心感を与える(p134)
・ずっと貧乏な人は、「礼儀正しく」お願いする・・・稼ぎ続ける人は、「礼儀正しく+図々しく」お願いする(p117)
・ずっと貧乏な人は、「スライド」を見る稼ぎ続ける人は、常に「お客様の顔」を見る(p189)
・ずっと貧乏な人は、知ったかぶりをする稼ぎ続ける人は、得意分野だけを堂々と話す(p198)
▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★★☆(82点)
目次
序章 「稼ぎ続ける人とずっと貧乏な人」の話し方はどこが違うのか?
第1章 稼ぎ続ける人の話し方10の奥義
第2章 出会いをムダにしない、第一印象のツボ
第3章 お客様の心をつかんで離さない、売れる話し方
第4章 会話が苦手だからこそ差をつける「聞き方」
第5章 見ている人が思わず注目する、プレゼン術
第6章 どんどん人が集まる、セミナー・講演のコツ
第7章 稼ぎ続ける人には、人間関係力がある
著者経歴
松尾昭仁(まつお あきひと)・・・起業コンサルタント/出版プロデューサー/ネクストサービス株式会社代表取締役。士業や各種コンサルタント、起業家を商業出版やメディア露出で支援する戦略プロデューサー兼、コンサルタント。大学卒業後、業界大手の総合人材サービス企業を経てコンサルタントとして独立。自身が企画し講師を務めるビジネスセミナーの参加者は延べ1万2000人超え。
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