「生きる力が湧いてくる! 感動の言葉: アスリートが教えてくれた人生成功の秘訣」中山 和義


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【私の評価】★★★☆☆(74点)
要約と感想レビュー
■トップアスリートとは、
ある種、異常な人たちであると思います。
常に結果としてトップであることが
求められ、それを実現しているわけです。
やはり「才能」が必要だなと感じますが、
「才能」のある人はいくらでもいる。
実は「努力する才能」が
決定的な差を生むのです。
・努力の成果なんて目には見えない。しかし、紙一重の薄さも重なれば本の厚さになる(君原健二 マラソン)(p14)
■どんなに才能があっても、
努力を続けることができるのか。
結果が出ないとき、
努力を続けることができるのか。
人から否定されたとき、
努力を続けることができるのか。
不安になったとき、
努力を続けることができるのか。
そこに差が出るのだと
感じました。
・本気で勝負をしなかった人間は、真の意味での仲間、一生大事にしていける友人をつくることはできない(清宮克幸 ラグビー監督)(p108)
■人間は弱いものですので、
一人ではなかなか頑張れないようです。
そのために、
仕組みで自分を励ましたり、
いっしょに頑張る人がいたり、
コーチやメンターの価値があるのでしょう。
中山さん
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・誰でも人一倍努力すれば成功し、人から尊敬される人物になれる。有名な人と普通の人をわけるのは、何かに打ち込んだ量の差だと思う。(イアン・ソープ 水泳)(p22)
・サービスを安定させるためには、ボールを上げるトスがポイントです。騙されたと思って、左手でボールを上げて取る練習を、毎日10分続けてください・・・生徒さんの中で3カ月間、続けてくれたのは、この方だけでした(p33)
・自分がうんと熱中すれば、それが他人にも伝わる。みんなが、もっと頑張ろうという気になって、 ファンたちが見にきてくれるようになるんだ(ウィリー・メイズ 野球)(p99)
・選手のやる気を引き出すには感情的なものの言い方をしては絶対にダメだ(中村順司)(p90)
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【私の評価】★★★☆☆(74点)
著者紹介
中山 和義(なかやま かずよし)・・・1966年生まれ。ヨネックス勤務。退社後、親の経営する緑ヶ丘ローンテニスクラブの経営に参加し、赤字テニスクラブを業界トップクラスに育てる。
老人ホーム、学習塾を展開中。
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目次
1章 才能か、努力か
2章 結果が出ないとき
3章 自分に勝つということ
4章 指導者とは
5章 仲間とともに
6章 勝負に挑む
7章 生きる力
読んでいただきありがとうございました!
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