「ビジネスマンが読んでおくべき一流人のあの選択、この決断―この99のヒントがあなたの人生を開く」
2013/04/16公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
■一流経営者の伝記を
99人分集めた一冊です。
やはり人生、塞翁が馬。
多くの人が、苦境を這い上がり、
成功を手にしています。
こうしてみると、
苦境とは自分を成長させる
チャンスなのかもしれません。
・四千万もの手形詐欺に騙されてしまったのである・・・
奥さんの指輪や着物を売り、子供の貯金箱にさえ手をつけた。
辛かった。「いつかは何十倍にして返してやるぞ」という
家族への思いを胸に、本庄自身も一年間、米、肉、卵を断ち、
食費をぎりぎりまで切り詰めて仕事に打ち込んだ。
その弁済の過程で上野の老舗「伊藤園」のブランドを買う・・・
(伊藤園 本庄正則)(p96)
■そして、やはり志が違う。
周囲の人が「そんなの無理」と
言うようなことに挑戦しています。
ある意味、バカなのか、
それとも信念があるのか、
両方なのでしょう。
・一度家業をやると決めたからは、
何としても全国的なもの、
世の中のためになる仕事がしたい
(ブリジストン 石橋正二郎)(p33)
■一人あたり2ページ強で、
内容が薄くて残念でした。
できれば原本を読みたいものですね。
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・僕はこうと思ったことをやりとげる男。
人生に片づかない問題はないと信じている
(中山素平)(p23)
・二十代、三十代のときにすべき大切なことは、
何でもいいから究めること。究めるということは、
一つのことに精魂を打ち込み、その確信となる
何かをつかまえる、体験する、ということです。
(京セラ 稲盛和夫)(p61)
・田鍋は出向組に、「親会社へ戻るか、さもなくば親会社へ
辞表を出してハウスと運命を共にするか、どちらかを選べ」
と迫った。・・・社員全体に危機感を持たせ、
運命共同体となることでこの危機を乗り越え、
従業員二百人の赤字会社を、八千七百人を抱える
ナンバーワンのハウジングメーカーに
育て上げた(積水ハウス 田鍋 健)(p94)
三笠書房
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)
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■ 目次
1章 すべては「考え方」ひとつである!
2章 なぜあきらめるのか、なぜやり通せるのか
3章 経営の師、人生の師―「一期一会」をどう生かすか
4章 迷いを断つ―選択を迫られた時、決断を迫られた時
5章 「人物」をつくる
読んでいただきありがとうございました!
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