「たった2時間の学びで仕事は好転する」松尾 昭仁
2013/03/16公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★★☆(88点)
要約と感想レビュー
セミナーに参加したり、読書をしている人は多いと思います。では、セミナーや読書で人生が好転した人と、何も変わらない人との違いは何なのでしょうか。
それは自分の行動が変わったのか。自分のアウトプットが変わったのか。自分の習慣が変わったのか、ということです。いくら学んでも行動が変わらなければ何も変わらない。行動が変われば、何かが変わるのです。
・ノウハウを仕入れたら、「まずは実践」することが大切なのです(p190)
著者は、読書とセミナーで人生の師と出会いました。セミナーで成功者と知り合いになりました。そうした出会いをきっかけとして、自分の行動を変えていったのです。
たった2時間のセミナーでの出会いと、そこから学んだことを行動していく。そうした行動の変化が、人生を好転させていったのでしょう。
・名刺交換をしたら、その後に何らかの「アクション」をおこさなければいけません・・「ビジネスの提案をする」「会合やセミナーに招待する」「食事を一緒にする」(p150)
うまくいっている人は、行動が違うのですね。逆に言えば、行動を変えれば、人生が変わるということと理解しました。そのために、読書やセミナーを利用したいものです。松尾さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・セミナーに参加したことで得た最大の収穫は、いわゆる「成功者」と呼ばれる人に間近で触れられたことです。当時の私のまわりには、成功者と呼べる人がいませんでした(p35)
・セミナーから得られるものが「10」あるとすれば、講義の内容が「3」、人脈が「7」くらいの比率だと私は考えています(p55)
・クラスメイトは、ライバルではなく、協力し合う仲間・・・セミナーで意識の高い人と出会い仲間になって、力を合わせたほうが何事もうまくいきやすくなるのです(p53)
・実は講師が一番学んでいるという事実・・・教えることは、最高の学びの場です(p94)
・誰も手をつけていないサービスや新しい情報をいち早く入手して行動に移せる人が、成功を手にできるのです(p40)
・競馬、パチンコのギャンブルにのめり込む日々。そんな私を救ってくれたのが1冊のビジネス書。その本に強く感銘を受けた私は・・・著者が講師を務める2時間のビジネスセミナーに参加しました。その後、私の仕事、人生は劇的に好転したのです(p199)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★★☆(88点)
目次
【序章】 ビジネスセミナーの功罪
【第1章】 セミナー参加の凄いメリット
【第2章】 セミナービジネスのカラクリ
【第3章】 あなたに合ったセミナーはこれだ!
【第4章】 学んだ知識と出会った人脈をお金に変える方法
【第5章】 セミナー受講のやってはいけない
著者経歴
松尾昭仁(まつお あきひと)・・・起業コンサルタント/出版プロデューサー/ネクストサービス株式会社代表取締役。士業や各種コンサルタント、起業家を商業出版やメディア露出で支援する戦略プロデューサー兼、コンサルタント。大学卒業後、業界大手の総合人材サービス企業を経てコンサルタントとして独立。自身が企画し講師を務めるビジネスセミナーの参加者は延べ1万2000人超え。
読んでいただきありがとうございました! この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 50,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
コメントする