「斎藤一人 15歳からの成功哲学―最低、目からウロコが100枚落ちる」小俣 治郎
2012/04/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(96点)
要約と感想レビュー
■あまりまじめに働こうとしなかった
15才のサーファー小俣 治郎くんが、
一人さんという大富豪に導かれ、
成長していく物語です。
治郎くんの成長と
それを見守る一人さんに
感動しました。
・普通の人が飛躍的によくなれるかどうか、っていうのは、優秀なお師匠さんをもてるか、どうかにかかってくる。・・その人に道案内を頼めば、道に迷わずに済むじゃない?(p18)
■最初のうちは、
仕事をしていても楽しくありません。
なんで、こんな苦労をしなくては
いけないんだ。
疲れたサラリーマンみたいには
なりたくなかったのに・・・。
治郎くんが悩んでいると、
ちょうど一人さんがやってくるのです。
・「自分らしい生き方って、何だろう」・・そんなこと考えてても、答えは出ないよ。今、自分がやってる仕事を嫌になるくらいやるの。そうすると、不思議なモンだけど、楽しくなってくる。それが、答えなんだよ。・・(p97)
■治郎くんは、仕事にまじめに取り組み、
売り上げも上がるようになってくると、
今度は、人を指導する立場になりました。
ところが、一人さんから
「人を喜ばすことが基本」と
教えてもらっているのに
なかなかできない。
研修会もうまくいかない。
部下との関係もギクシャクしている。
そんなとき、また一人さんが
アドバイスをしてくれるのです。
自分を生かしてくれる人たちに
感謝しないといけないよ。
人は強みと弱みがあるんだよ。
人の上に立つ人の仕事は、
人の強みがいかせる仕事をしてもらうことだよ、
と教えてくれるのです。
・アイディアなんてごく一部の人から出ればいいんだ。ひらめかない人は、ひらめかなくていいの。それ以外で、自分の強みっていうのを発揮していればいいんだよ(p142)
■治郎くんのレベルに合わせて、
語りかける一人さんに感動しました。
「愛」というものが、
少しわかったような気がしました。
小俣さん、良い本を
ありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・私の意見にも、一人さんは一切否定せず、「なるほどね、それはそうだよな」と受け止めてくれる。そのうえで、「他にも、こういう考え方はできないかい?」「こういうやり方もあるんじゃないの?」というように、ヒントをくれる。(p22)
・子どもは勝手に育って、勝手に学ぶ力を持ってるから、その力を信じてあげればいいんだよ・・・いつのまにか、母は小言を一切言わなくなり、「お母さんは、アンタたちを信じてるよ」が口グセになりました。(p54)
・人間には、理性と感情がある。・・・人間、理性じゃ、動けないんだよ。感情で動く動物なんだよ。最終的に愛のない言葉では、人は動けないんだよ。(p126)
・人生には、精神的な成功と、経済的な成功。この二つが必要なんだ・・(p85)
▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★★★(96点)
著者経歴
小俣治郎(おまた じろう)・・・1979年生まれ。「銀座まるかん」販売代理店・株式会社七十八パーセント代表取締役。幼少のころから斎藤一人氏の身近に接し、斎藤氏の生き方、考え方、社会経営に至るまで様々な教えを受けている
読んでいただきありがとうございました!
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