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「究極の判断力を身につけるインバスケット思考」鳥原隆志

2011/12/07公開 更新
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究極の判断力を身につけるインバスケット思考


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

 「インバスケット」はまったく知りませんでしたが、管理職のロールプレーゲームである、とわかりまいた。インバスケットとは、上司の机の上に置いてある、未処理の書類を置く箱のことです。


 仮想の役職になって1時間くらいの制限時間内に、インバスケットの中に入っている案件を処理していくのです。その処理する優先順位、処理方法で判断力が問われるのです。


・インバスケットは、架空の役職になりきり、制限時間内に、未知の、未処理の案件を的確に処理するゲームです。(p18)


 サンプル例では、部下からのメールやメモ20件を1時間で処理しなくてはなりません。まあ、管理職なれば、日常的にやっている内容です。


 「インバスケット」で大事なのは、だれがサンプル例と回答例を作るのかということでしょう。書籍のように、作った人の能力・仕事のレベルによってインバスケットゲームの成果も大きく変わるのだと思います。


・用意された資料にも、どんなものがあるかという観点で見るのではなく、自部署を運営する上で、必要な情報が揃っているのかという観点で確認すべきです(p92)


 やはり、現実としては、実務で経験を積むことが必要なのでしょう。しかし、経験の少ない人にとっては、こうしたゲームで早いうちから管理職の立場、考え方に触れておくことは有効だと思います。研修としては、面白いと思いますので、これから増えていくかもしれませんね。


 鳥原さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・あなたの役割は、自分が汗を流して労働するのではなく、部下やまわりの組織を使ってどれだけの成果が出せるのかを考えること・・・、つまり頭を使って成果を出すことなのです(p95)


・委任をおこなったあと、リーダーがするべきことは組織形成です。つまり、委任者が計画をスムーズに進められるように、支援体制を構築します(p205)


究極の判断力を身につけるインバスケット思考
鳥原隆志
WAVE出版
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【私の評価】★★★★☆(85点)



目次

序章 インバスケット思考とは
実践問題 みあの「はじめてのインバスケット」
終章 さらなる可能性を秘めたインバスケット
おわりに「インバスケット思考は永遠の財産である」


著者紹介

 鳥原隆志(とりはら たかし)・・・株式会社インバスケット研究所代表取締役。インバスケット・コンサルタント。1972年生まれ。大手流通業にて精肉や家具、ワインなどさまざまな販売部門を経験し、スーパーバイザー(店舗指導員)として店舗指導や問題解決業務に従事する。昇進試験時にインバスケットに出合い、研究とトレーニングを開始する。その経験と問題解決スキルを活かし、株式会社インバスケット研究所を設立。


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この著者の本 :


コメント(1)

今回紹介されていた、インバスケットについては、
過去2年間受けた昇進試験で経験しました。

ここに書かれていることがドンピシャで
早く知っていればと思いました。

(一応インバスケットの試験は2回とも合格しましたが、
 その後の面接で落ちました)

2回とも時間がなく全部埋めることができなかった
覚えがあります。

試験は、1時間30分でしたが、難しかったです。

寒気が来て寒くなってきていますが、体に気をつけて
風邪をひかないようにしてください。

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