「吉越式会議」吉越 浩一郎

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吉越式会議

【私の評価】★★★★★(94点)


■「天使のブラ」トリンプにおいて
 19年連続増収増益を達成した
 吉越さんが教える会議のコツです。


 19年連続増収増益の原因は、
 やはり短時間に何十もの議題を処理していく
 早朝会議にあったようです。


■早朝会議では、立派な資料は使いません。


 プロジェクターも書類のハガキサイズの
 部分しか映し出しません。


 したがって、書類はポイントが
 簡潔に書かれたものであったとのこと。


・上司への報告のために、
 わざわざパワーポイントを使って
 美しい資料を用意するところもあるようですが、
 私に言わせれば、そんなものは愚の骨頂です。
 だいたい、なぜ社内の人間に説明するのに、
 そこまで手をかけなければならないのか。(p212)


■気になることをどんどん質問し、
 不明な点は締切りを決めて担当者に
 依頼していきます。


 社長自らが質問し、会社の課題を見つけ出し、
 毎日改善していっているような
 イメージでしょうか。


・日々、新たに発生してくる課題や問題から、
 そういう「分かっているけれど、なかなかできない根深い
 問題に対する対策」を会議で上手くあぶり出す。(p76)


■実は、私の職場でも同じような会議を
 やっていますが、
 やはりリーダーの資質が会議を左右する
 のではないか、というのが私の感想です。


 単純に見ていて、自分にはまだ
 会議をリードできないとおもいます。
 (いつか上司のようになりたいものです)


・私が会議を始めた頃も、それこそ反発の山でした。・・・
 「やるヒマがありません」「どうして私が・・・
 だから重要なのがデッドラインでした。
 いつまでにやるのか、をはっきり決めるのです
 忙しいのなら、いつならできるのか(p237)


■吉越さんのこれまでの書籍と違うことは、
 早朝会議をゆっくり導入しましょうと
 書いてあることです。


 吉越さんの真似をして、
 担当がパンクした会社が多かったからでは
 ないでしょうか。


 それでも非常に参考となる一冊でしたので、
 本の評価としては★5つとしました。


 吉越さん、よい本をありがとうございます。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・やり直しを命じる場合のデッドラインは
 原則として翌日でした。「なるべく早く」
 などという曖昧な指示はありえません。(p21)


・どんな青がいいか、などは、それなりに経験を積んだ
 担当者が決めるべきことです。・・・
 問われるべきは、担当者の結論のロジックに、
 議長をはじめ参加者が納得できるかどうかです(p48)


・部下が「できそうにない」といった表情をしたときに、
 何がそうさせているのかを、
 問いただしていけばいいのです。(p71)


・議事録作成ルール、稟議書などについて、
 細かな社内ルールが冊子にまとめられていました・・・
 マニュアルがあれば、新入社員に渡して
 読んでおいてもらえばいいのです。(p88)


・展示会後の反省会・・・よかった点と問題点を箇条書きに
 する一方で、問題点の改善点を書き出していくのです。
 この改善点は当然のごとくマニュアルの変更となり、
 次回以降のスムーズな実施に繋がっていきます。(p198)


・これだけはやっておこう、
 という大きな課題から始める
 意識を持つことが大切です。
 あれもこれも、と張り切りすぎると、
 部下への負荷が大きくなりすぎてしまうのです(p240)


吉越式会議
吉越式会議
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吉越 浩一郎
講談社
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おすすめ度の平均: 5.0
5 目からうろこ本です

【私の評価】★★★★★(94点)



■著者紹介・・・吉越 浩一郎(よしこし こういちろう)

 1947年生まれ。
 極東ドイツ農産物振興会、メリタジャパン、メリタ香港を経て、
 83年トリンプ・インターナショナル(香港)入社。
 86年よりトリンプ・インターナショナル・ジャパン勤務。
 87年代表取締役副社長、92年代表取締役社長。
 2006年退任するまで19年連続増収増益。


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