「誰もが無理なく夢を引き寄せる365の法則」水野 俊哉
2009/12/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
まず与えること
ベンチャー起業で一躍成功者となり、調子に乗ってお金を散財。その結果、会社を追い出され、多額の借金を負った著者が教えてくれる成功の法則です。成功=お金とすれば、成功して裕福である状態が必ずしも幸福ではないようです。
著者は、欲望を捨てることができれば人は幸せになれると言っています。それが難しいのは、著者の経験からわかることでしょう。ただ、著者は、まずは奪うのではなく、与えることから考えてみようと語るのです。そこから何かが変わるというのです。
私の実感としても成功へ到る道というものはRPG(ロールプレイングゲーム)と似たような部分がある。最初はレベルアップするために地道に経験値を稼ぐ必要があるが、突き抜けてしまった先にある世界とは、ある意味、最高レベルに達してしまったゲームと同様に、退屈な繰り返しに感じてしまう(p3)
一つに絞って頑張ってみよう
まずは、一つに絞って頑張ってみよう。死にはしないから。そう語りかける、一度どん底を経験した人の話は説得力があります。できれば二十代のうちに一度くらいは、「日本で一番頑張って」みようというのです。
私が一番感じたのは、「子供の頃好きたったことをチェックしてみよう」というアドバイスです。子供の頃、好きだったことは、純粋に心がワクワクすることが隠されているかもしれないということです。
あなたが人生を賭けて打ち込める何かは子供の頃に好きだったことの中に隠されている。「人生のギフト」を早く見つけてみよう!(p20)
子供の頃は何が好きだったのか
自分は子供の頃、何が好きだったのか・・・そう思いめぐらしならが、年末の人生計画の時間を確保するきっかけとなりましたので、★4つとしました。
良い本をありがとうございます。
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この本で私が共感した名言
・新たなステージへと進出するには自分が変わらなければいけない。そのためには今よりも自己投資に時間を使えるように生活習慣を変えるとよい(p25)
・勉強はつまらない。友達は大切である。お金にはこだわらない。など義務教育期間に植え付けられた「常識」を根底から疑うことからすべては始まる(p90)
・人から悪口を言われたり、足を引っ張られても それはあなたよりも実力のない人のやること。なので同じ土俵で戦わないほうがいいと思う。(p98)
【私の評価】★★★★☆(82点)
著者経歴
水野 俊哉(みずの としや)・・・1973年生まれ。大学卒業後、金融機関に就職。退職後、インターネット通販関連の会社を起業し、成功するも、驕りから業績悪化、取締役解任。個人保証の借金3億円を抱える。その後、経営コンサルタントとしてベンチャー企業経営に係わる。
読んでいただきありがとうございました!
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ご紹介ありがとうございます。
来年も頑張ります。
最近、水野さんの講演の案内がありました。そしたらすごいタイミングでこの本がメルマガで紹介されており、二本柳様の書評を読んで申し込みを決めました!!
この本のクイズにあったフレーズ、励みになりますね。20代後半から30代半ばの今まで、日々もがいている気がします。本を読むようになって、学びも沢山得られているとは思いますが、その一方で頭でっかちになっているのではないか、と思ったり。。。
どつぼに嵌っている気もします(笑)。力を抜いて気楽にやっていくことが、昨年半ばから引き続いて今年の目標です。
40代を迎える頃には、少しは突き抜けられるのでしょうか…?