【書評】「成功する人は、なぜリッツ・カールトンで打ち合わせするのか?あなたを超一流にする40の絶対ルール」水野俊哉
2019/03/13公開 更新

Tweet
【私の評価】★★★★☆(82点)
要約と感想レビュー
成功者と貧乏人の差
成功者は失敗してドン底に落ちても、また這い上がることができます。一方、貧乏な人は宝くじなどで大金を手にしても、最後にはまた貧乏になってしまうという。
つまり、成功者と貧乏な人には考え方に差があり、その考え方の差こそが成功者となるポイントだということです。当然のことですが、成功者の友だちには成功者が多いのです。
あるマンガで素寒貧の若者が成功者に近づくために最初にした行動が、毎日高給ホテルに通いラウンジに入っていく金持ちを眺めることだった(p5)
感謝がお金で帰ってくる
成功者とは変わった人です。成功者は普通の人とは違うことをするから、成功したのです。それも成功者は、人から感謝されることをしています。感謝された総量が、お金という形で成功者に帰ってきているのです。
「お金はどうしたら手に入りますか?」そんな質問を受けるが、私の答えはたった一つしかない。それは、「他人に感謝されることをしてください」というものだ(p181)
お金は手段であって目的ではない
ある程度お金持ちになると、お金以外のところで幸せを見つけないと苦しいことになるのだな、と思いました。なぜなら、お金は手段であって目的ではないからです。
お金を持ったら、そのお金を何に使うのかが大事なのでしょう。水野さん、良い本をありがとうございました。
無料メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」(独自配信) 3万人が読んでいる定番書評メルマガ(独自配信)です。「空メール購読」ボタンから空メールを送信してください。「空メール」がうまくいかない人は、「こちら」から登録してください。 |
この本で私が共感した名言
・成功者になりたければ成功者の近くに行き、話を聞き、彼らと知人友人になり、できれば彼らをビジネスパートナーかお客さんにするべきである(p7)
・少なくとも私自身は、優秀な人を見つけたら、通常の数倍以上の対価を払っても一緒に仕事をしてもらうようにしている。なぜなら、優秀な人材にはその人自身のスキルだけでなく、潜在的にそれ以上の付加価値があるからだ(p53)
・成功者は周囲の声に耳を貸さない・・・世の中の大半の人が「正しい」と思うことをしても、成功者にはなれない(p70)
・単純に「お金」だけを得ても人は幸せにはなれない・・・収入以外の部分で、自分の幸福を満たしてくれる肩書を複数育てていくこと。これを、私は「幸福のポートフォリオ」と呼んでいる(p142)
・成功者と呼べる人は、自分が「いい店の常連になっている」人が多い。しかも、1人数万円もする高級店の常連だ・・・勝手のわからない店に大事なお客様を連れていくと、何が起こるかわからない(p25)
・成功者は、簡単には怒らない・・・「自分が怒りを感じない相手」としか付き合わないようにしているともいえる(p78)
・成功者は悪口を言われることに慣れている・・・なぜ成功者は悪口を言われるのか。まず最大の理由は、嫉妬だろう・・・また、成功者は性格的に周囲に理解されにくい(p114)
・成功者はあえて初体験を意識する・・・成功者は常に時代の先を見ている・・・未知の体験に飛び込むのが好きだ。そして、「新しい経験」を得るためには投資をいとわない(p178)
・成功者は筋トレして体調管理する・・・「健康」の大切さを身に染みて痛感しているからだ(p29)
▼引用は下記の書籍からです。
サンライズパブリッシング (2019-02-27)
売り上げランキング: 197,314
【私の評価】★★★★☆(82点)
目次
第1章 成功する人たちはこんな価値観で動いている
第2章 成功する人たちはこんなことを習慣にしている
第3章 成功する人たちはこんなこだわりを持っている
第4章 成功する人たちはこんなマインドで生きている
著者経歴
水野 俊哉(みずの としや)・・・1973年生まれ。大学卒業後、金融機関に就職。退職後、インターネット通販関連の会社を起業し、成功するも、驕りから業績悪化、取締役解任。個人保証の借金3億円を抱える。その後、経営コンサルタントとしてベンチャー企業経営に係わる。
この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓