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「【DVD&ブック 】植松努の特別講演会 きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン ―北海道の小さな町工場が知恵とくふうで「宇宙開発」に挑む (DVD)」植松 努

2009/09/15公開 更新
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「【DVD&ブック 】植松努の特別講演会 きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン ―北海道の小さな町工場が知恵とくふうで「宇宙開発」に挑む (DVD)」植松 努


【私の評価】★★★★☆(88点)


要約と感想レビュー

自分で考え自分でやってみること

民間会社でロケット開発を行っている植松努さんの講演DVDです。植松さんの講演を3回聞き、12600円の第一回講演DVDを持っている私としては、4200円という値段に複雑な心境でした。前半はやや固めの内容で始まりますが、10分もするといつもの植松さんのまじめなジョークで会場に笑いが広がります。


なんといっても涙がでてくるのは、ロケット打ち上げに成功し、「ロケットいなくなったど~」と泣いて喜んでいる社員が抱き合っている場面です。大人でもこんなに仕事で感動できるんだ、と気づきました。


なんでも自分で考え、自分でやってみる。はじめはだれでも失敗する。失敗するから、学ぶことができるんだよ。植松さんのそうしたお話は、自分でそれを実践しているから、心に響くのでしょう。


してもらったり、誰かにさせると、能力は失われる一方です。「する」と、能力が得られるのです。(p101)

自分で考え自分でやってみること

植松さんの伝えたいことは、「やればできる」ということです。多くの人が、他人から「そんなの無理」という言葉で、簡単に挫折してしまいます。挫折するかどうかは、他人次第ではなく、自分次第なのです。


自分の好きなことを、他人がどう言おうと、自分で判断してやり切ってきたのが、植松さんなのです。


植松 努さんの講演会の良さを伝えるのは難しい。でも見てもらえれば、その良さがわかるので、出版社の許可を得て職場の仲間で見ることにしました。本ではないので、評価としては★4つとしておきます。


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この本で私が共感した名言

・ずっとやり続けるためには、とても大事な条件があります。それは、よその人のお金をあてにしないことです。・・・国や道や大学からお金をもらったことがありません。(p25)


・無重力の実験装置・・・僕たちは、とても大切なことを学びます。それは、やったことのないことは、ためしにやってみると必ず失敗するということです。(p89)


▼引用は、この本からです。
「【DVD&ブック 】植松努の特別講演会 きみならできる!「夢」は僕らのロケットエンジン ―北海道の小さな町工場が知恵とくふうで「宇宙開発」に挑む (DVD)」植松 努


【私の評価】★★★★☆(88点)


目次

1 「どうせ無理」という言葉を世の中からなくしたい
2 "大好き"に夢中になれば「夢」と必ず出会う
3 どんなことにも"フル満開"でチャレンジする
4 宇宙開発は「能力養成の特訓場」にピッタリだ
5 「憧れ」から無限の可能性が始まる
6 感じて動けば、きみならできる!
7 「輝き」を支えれば人は大きく育つ



著者経歴

植松努(うえまつ つとむ)・・・1966年生まれ。1989年北見工業大学卒業後、航空宇宙関連企業入社。1994年退社し、実家の植松電機入社。1999年産業廃棄物から除鉄の電磁石開発。2004年カムイ型ハイブリッドロケットを研究していた永田教授と出会い、共同開発を開始。2005年 北海道大学と共同で微小重力実験塔を建設。


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コメント(1)

現在、大学で宇宙工学の分野を研究していることもあり
植松氏の話は参考になるところもあります。

私自身は宇宙関連企業への入社を希望しているので、
個人や中小レベルですべてをやりきることに
完全に賛成はできませんが、
もの作りの基本ともいえる精神は尊敬しております。

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