「ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!」エリヤフ・ゴールドラット

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ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■小売店において、在庫を減らしながら、
 いかに売れ残りを減らし、品切れをいかになくすか
 という問題について解説してくれる一冊です。


 これはセブンイレブンで行われている方式ではないのか・・・
 というのが、第一印象でした。


■アパレルなどの小売では、
 見込み生産を行い、
 売れ残りはアウトレットなどで処分しています。


 品切れ、売れ残りを少なくするためには、
 初期のロットを小さくし、
 売れ行きによって生産調整を行うという
 方法があります。


・補充モードへ転換する・・・
 適切な補充体制によって品切れはほとんどなくなり、
 その結果、売上げは増加する。もう一つは、
 売れ行きの悪い商品の在庫減少だ。(p165)


■また、小売店における品切れをなくすためには、
 発注と納入の周期を短くすることが必要です。


 週一回の配送なら毎日にする。
 毎日配送なら、一日二回の配送にすることで、
 品切れはほとんどなくなります。


・補充頻度を週一回から、一日一回に増やすことで
 品切れはほとんどなくなり、
 在庫も半分以下にまで減らすことができる(p218)


■本書のタイトルである「チョイス=選択」とは、
 不平を言うか、改善を続けるか、選択するのは、
 あなたです、という意味です。


 これは、継続的に改善をしていきましょう!
 という意味であると私は解釈しました。


・新しい試みがうまくいかない時、選択肢は二つある。
 一つは、結果に対して不平をブツブツもらすこと。
 もう一つは、何をどう修正しなければいけないのか、
 その結果から新たな知識を獲得することだ。(p10)


■いつもの小説形式で読みやすい一冊でした。


 小売のノウハウを理論として標準化し、
 わかりやすく説明する技術は
 西欧のほうが一歩進んでいるように感じました。


 本の評価としては、★3つとします。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・どんな状況でも、たとえどんなに複雑に見えたとしても、
 その中身は実は極めてシンプルなんだということを
 受け入れることが鍵になるんだ。(p17)


・博士は、「トヨタ生産方式の産みの親である
 大野耐一氏がいなかったら、TOCは存在しなかった」
 と常に公言するほど、大野氏を尊敬してやまない(p286)


・セネカが言った言葉を知っているかな?
 『幸運は、準備と機会が巡り合った時に訪れる』・・・
 「不運はその逆だ。不運とは、
 現実と準備不足が巡り合った時に訪れる。(p13)


▼引用は、この本からです。

ザ・チョイス―複雑さに惑わされるな!
エリヤフ・ゴールドラット
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 4860
おすすめ度の平均: 4.0
5 ラテラル・シンキングとTOCのコラボ
1 意味が分からない・・・
3 議論を分かりやすく説明した図があれば..
4 少し不明瞭
3 シリーズの中では最もつまらない

【私の評価】★★★☆☆(77点)


■著者紹介・・・エリヤフ・ゴールドラット

 1948年生まれ。イスラエルの物理学者。
 トヨタ生産方式の生産管理の考え方を
 TOC(Theory of Constraints:制約理論)と名づけ、
 研究所を設立。TOCを普及させるために、
 ゴールドラット・グループを創設。


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