「なぜキミは働くのか　松下幸之助　運命の言葉」小宮 一慶

【私の評価】★★☆☆☆（69点）

要約と感想レビュー

　松下幸之助の言葉を解説した一冊です。質問に対して、回答する形です。

　著者は松下幸之助の本については、かなり読み込んでいるとのことで、松下幸之助ならどうするか考えると、経営者にとっては良い結論が出るのでしょう。

　この本の内容が、なぜか私の心には届かなかったんですね。

　松下幸之助の本をたくさん読んで、松下幸之助ならどう回答したんだろう。そう考えると、面白いのでやってみてください。

この本で私が共感した名言

・なんとなしにその仕事をしているようではけしからん。あなた一人というものは社会にとって尊いものだ。その尊いあなた自身を生かさないようでは困る。（松下幸之助）（ｐ8）

・死を恐れるよりも、死の準備のないことを恐れたほうが良い（ｐ20）

・給料を働くことの最高の目的としてはならない。仕事を通して社会に尽くしていくのだ（ｐ41）

・謙虚で丁寧な人には心が引きつけられて、そこに自然と衆知も集まってくるもんやな（ｐ102）

・すべて事には"萌（きざ）し"がある、小さいことが大事にいたる。この"萌し"を敏感に把握して善処していかねばならない（ｐ148）

・自分はこの仕事に命をかけてやっているかどうかと、これまで困難な問題に出くわすたびに自問自答してきました（ｐ164）

【私の評価】★★☆☆☆（69点）

著者経歴

　小宮 一慶（こみや　かずよし）・・・１９５７年生まれ。東京銀行入行。岡本アソシエイツ取締役。１９９４年日本福祉サービス企画部長。１９９６年小宮コンサルタンツ設立。

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