「小さなサトリ―ミニ・エンライトメントが人生を変える」無能 唱元

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小さなサトリ―ミニ・エンライトメントが人生を変える

【私の評価】★★★☆☆(71点)


■人は40歳もすぎると
 自分の人生について考えることが
 多くなるようです。


 子どもがいれば、親の気持ちがわかるようになって
 昔を思い出して、感涙する。


 そして、先人が亡くなる場面に立ち会う機会が増えれば、
 自分もいずれ死ぬのだなとぼんやりと思うのです。


 ・五十代も半ばを過ぎる頃より、こんなときに、ある一つの思いが、
  漠然とではありますが、心に浮かぶようになりました。それは、
  「いずれ、自分も死ぬ」という思いです。(p143)


■この本では、「地上最強の商人」を翻訳された唱元さんが、
 人生について語るエッセーとなっています。


 成功法則、モテ本、時間術・・・
 などの情報が溢れる今、
 唱元さんは日々どのような思いで
 すごされているのでしょうか。


■まず、唱元さんは華美な生活は送りません。
 食事も質素。
 これは、お金がないからではなく、
 食事を楽しむために、感覚を麻痺させないためです。


 ・消費生活を単純にすることは大切なことです。・・・
  美食多食は、とにかくおいしさに対する舌の感覚を鈍麻させます。
  ・・・食の楽しさには、適度の空腹感と、できれば友情が必要なようです。
  (p58)


■また、本を書いたり、セミナーを開きます。

 頭を使うことで、人間はボケることを予防できるだけでなく、
 エネルギーが内側から湧き上がってくるからのです。


 ・創意工夫をするという頭脳労働行為は、
  脳を活性化し、若返らせます。・・・
  読書はインプットですが、文章を書くのはアウトプットです。
  生産的頭脳運動は、新しい生命エネルギーを、
  その人にもたらします。(p59)


■さらに、使命感があるとさらに良いようです。


 使命感は人の人生を豊かにするだけでなく、
 人の寿命を伸ばす効果もあるのです。


 ・寿命が最も長いのは、政治家と僧侶だそうです。・・・
  それは、自分の信じる使命感に燃えていて、
  迷いというものが少ないからだと思います・・・
  その図太さにあるのだと思います。(p61)


■自分の好きなことを、
 肩肘張らずにやっていこうよ、と
 気楽になれる一冊でした。
 ★3つとします。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・私が人生において一番恐れていること、それは「退屈する」こと
  なのです。有り難いことに、私は欲張りで、やりたいことだらけ。
  お金も、名誉も、女も、欲しいものだらけ。それで、
  なりふり構わず、いつもそれらを追いかけております。(p24)


 ・「普通に暮らしていることって、すっごく幸せなんだ!」ある日、
  十九歳になったばかりの少女がそう言うのを聞いて、ああ、この
  「気づき」こそ、「サトリ」というものだんだなあ、と私は一つの感動
  とともに思い入りました。(p97)


 ・この世には、「善人は若死にする」などという凄いことわざがあり、
  実際そういう実例を見聞きすることがあります。・・・確かに、人間
  には悔い改めることも必要ですが・・・「自分を許す」という精神的
  作業が必要になるのです。(p66)


 ・ツキは対人関係における心の交流、それも主として、会話中において
  生じてくるものなのです。・・・ツキを自分に呼び込むための第一
  条件は、「相手は今、何を考えているのか?」という配慮・・・が
  必要になるのです。(p81)


▼引用は、この本からです。

小さなサトリ―ミニ・エンライトメントが人生を変える
無能 唱元
河出書房新社 (2007/11)
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【私の評価】★★★☆☆(71点)


■著者紹介・・・無能 唱元(むのう しょうげん)

 1939年生まれ。飛騨の臨済宗円空庵禅通寺に入山。
 小倉賢堂師に師事し、唱元の法名を授かる。
 15年間の参禅中に、人生の成功や幸せは自分の潜在意識が
 作り出すとの悟りを得る。「唯心円成会」を主宰。


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