「次世代リーダー養成塾」奥田 碩、榊原 英資他
2007/08/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(69点)
要約と感想レビュー
●毎年、高校生を集めて
「日本の次世代リーダー養成塾」
というものが開催されています。
今年で4回目です。
地方分権研究会から提言され、
トヨタの奥田 碩相談役が
初代塾長として発足。
現在はキヤノンの御手洗冨士夫が
塾長です。
●養成塾では、グローバル化の進む
国際社会という視点から、
世界の中の日本を見るという話が
中心となっています。
まずは、日本の歴史、文化を知るところから
始めるべきなのでしょう。
・みなさんがリーダーを目指すのであれば、日本の歴史や文化について十分理解して、自分が日本人であるということに誇りを持つことが絶対に必要です。(奥田 碩)(p21)
●また、リーダーとしては、
正しい人生観、人間観、ビジネス観が
必要となります。
(高校生にわかるかな?)
人間的な魅力がなければ、リーダーとして
多くの人から信頼は得られないのです。
・人間は必ず死ぬ存在であるということは100%確かな事実であり、・・・おりにふれて死ぬこと、あるいはどうして生きるかということを自分なりに考えてほしいと思います。(奥田 碩)(p36)
●自分の子供も参加させたい養成塾です。
参加費はたったの10万円で、
2週間の共同生活の宿泊費、
食費相当でしかありません。
本としては★2つとしましたが、
養成塾は★5つですね。
この本で私が共感した名言
・会社というのはビジネス、率直に言えば金儲けをするものです。・・・しかし本当は、まともな方法でする金儲けというのはとても大切なこと、素晴らしいことで、社会にとっても大事なことなのです。(奥田 碩)(p24)
・日本のようなアジアの大国が、弱い国を支持してくださらなければ、弱い国はまた昔と同じように、どこかの覇権国家に植民地支配を受けてしまうかもしれません。(マハティール)(p235)
・「日本には、ひとつだけガン細胞がある」何か。それは日本の中央政府です・・・何しろ日本の中央政府は、国民から毎年毎年、40兆円の借金をしているのです。・・すでに現実に700兆円の借金を重ねています。(川勝 平太)(p287)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★☆☆☆(69点)
著者経歴
奥田 碩、榊原 英資、明石康、マハティール、山折 哲雄、川勝 平太、金澤 一郎、伊藤 正裕
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