「一番悪い時が一番のチャンス」邱 永漢
2005/01/26公開 更新本のソムリエ [PR]
Tweet
【私の評価】★★★☆☆(74点)
●人によって「物の見方」は異なります。
私は、より大きな「物の見方」を
する人がより偉いのだと考えています。
・とりわけ成長経済の最中にあった日本と台湾で、同じように株価と 地価の上昇につき合ったので、「投資は発展途上国で、生産は通貨の弱い国で」という原則にたどり着きました。(p193)
●つまり、自分の経験からより
大きな見方をして、高い視点からの
教訓を得ていく人が偉いということです。
・今は景気の変動は世界的なスケール、地球的な規模になってきました。(p73)
●仕事や商売で苦労していれば、
小さな成功、失敗があるでしょう。
そのような小事も大切ですが、
より大きな流れも意識してみると、
その流れが見えてくる人がいるようです。
・成長株は発展途上国にあるもので、日本のような成熟化社会には滅多に見当たらないものです。(p169)
●現実を直視し、
大きな流れを考えてみる。
こういうことのできる人に
なってみたいものです。
・「同じ柳の下にドジョウは三匹いる」と言いますが、三匹目は取り逃がすことはあっても、二匹目は必ず取れます。東急が大企業になったことがこのことを証明しています。(p112)
●この本では、邱 永漢先生の
大きな「世の中の見方」を知ることが
できます。
そういう大きい「本の見方」で
この本を読まれるといいのでは
ないでしょうか。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・私はこれまで多くの経営者の方にお会いしてきましたが、成功者に数えられる人は揃いも揃ってせっかちです。(p135)
・アジアでこうした引き抜きを防ぐには、「この人と一緒にいることが 自分にとってはいちばん得だ」ということを相手に理解させる以外に ありません。(p146)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★☆☆(74点)
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する
無料メルマガ「1分間書評!【一日一冊:人生の智恵】」
まぐまぐ殿堂入り、発行部数11,000部
メルマガ登録|ホームページ|発行者の日記|
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 >>バックナンバー |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
コメントする