「プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか」P・F・ドラッカー
2002/10/18公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(80点)
人は,何によって人に知られたいかを自問しなくてはならない
人生の目標を作ることが大切なことは、だれでもわかります。でも、目標をどう考えるかとなると、途方にくれることもあります。ドラッカーのこの言葉は、途方にくれたとき、どう自問すればよいのかのヒントになりました。
例えば、会社でいえば自分はその仕事のプロフェッショナルと呼ばれたいのか、どうか。家庭では「良い父親」と言われたいのか、それとも「仕事に打ち込んだ父」と言われたいのか。そこには答えはなく、どう生きたいのか自分が選択するべきことなのです。
完全を求めて,いつも失敗してきた。だから,もう一度挑戦する必要があった。
(G・ヴェルディ)
イタリア、オペラの「仮面舞踏会」「アイーダ」「オテロ」で有名なベルディの最晩年の作品「ファルスタッフ」から、ドラッカーが心に刻む言葉です。ベルディは、70歳になっても創作活動をやめなかったそうです。
繰り返し、繰り返し行うことで人は成長していきます。そうした過程で多くの作品が作られ名作と言われるものが作られる可能性が高くなるのでしょう。
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【私の評価】★★★★☆(80点)
目次
1 いま世界に何が起こっているか
2 働くことの意味が変わった
3 自らをマネジメントする
4 意思決定のための基礎知識
5 自己実現への挑戦
著者経歴
P.F.ドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)・・・1909年生まれ。大学卒業後、経済記者として働きながら、国際公法の博士号を取得。ロンドンで保険会社のエコノミスト、投資銀行のパートナー補佐などを経験。渡米し、1944年GMより同社のマネジメント研究を依頼され、1946年「会社という概念」に結実。1950年ニューヨーク大学教授に就任。1954年「現代の経営」を発表。以降、経営に関する書籍を数多く発行し、経営学の権威。2005年95歳で永眠。
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