「コーチング&カウンセリングのプロが書いたコーチング・センスが身につくスキル」岸 英光

コーチング&カウンセリングのプロが書いたコーチング・センスが身につくスキル―「自信がない」「やりたくない」それでも結果を出すコミュニケーション・スキル (1発でできるSUPERラーニング)
【私の評価】★★★☆☆(77点)


■コーチングの本は基本だけを書いた本が多いのですが、 
 この本はどちらかといえば応用編です。

 実際に現場で苦労しているコーチのアドバイスには、
 深いものがあります。


■たとえば、コーチとクライアントは
 対等な関係という前提がありますが、
 実際にはそうでもないんだよ、と教えてくれます。

 そして、対等でないと感じたら、
 「私を軽く見ているのではありませんか・・・」
 などと訂正しなくてはならないそうです。
 (ちょっと難しいかな・・・)


■また、クライアントが「●●をします」
 とコミットしたとしても、
 いろいろなコミットメントがあるんだよ、とも教えてくれます。

 やると言ってもやらない人もいれば、
 やると言って本当はコーチに気に入られたいだけの人も
 いるのだそうです。

 そうしたところを知ったうえで、
 クライアントに自分の心に気づかせることが
 コーチに求められるのです。


  ・「あなたはこれをやるに当たって、
   引っかかりとか、抵抗とか、心配事とか、
   見ないようにしていることがありますか?」と問いかけ、
   本人に探求させなければなりません。(p109)


■こうしたコーチングの現場での学びを
 教えてくれる本なのですが、
 深いがゆえにその深さをうまく伝え切れていないような
 ところがあるような気がしました。

 大化けしそうな深い一冊でしたので、
 本の評価としては、★3つとします。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・指示・命令はしないのがコーチのようにいわれていますが、
   戸惑っているときは、指示や命令でリードされたほうが、
   人は動けます(p48)


  ・ボスのことを部下がよく知っているのが「よい組織」・・・
   「これは任せる」「この件はこの基準で行う」「これは相談してほしい」
   「この点を評価の対象にする」等々のことを、実に明確に言う(p45)


  ・「お客様にいかに満足してもらうか?」というテーマ・・・
   これだとやや建前の話が出てきやすくなる・・・
   こういう場合は「お客様の笑いを引き出す方法は何?」(p89)


▼引用は、この本からです。

コーチング&カウンセリングのプロが書いたコーチング・センスが身につくスキル―「自信がない」「やりたくない」それでも結果を出すコミュニケーション・スキル (1発でできるSUPERラーニング)
岸 英光
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【私の評価】★★★☆☆(77点)


■著者紹介・・・岸 英光(きし ひでみつ)

 1963年生まれ。帝人(株)にて企画・営業・システム開発
 などを担当。1992年に独立。
 現在、岸事務所代表。コミュニケーションテクノロジー研究所
 チーフ・コーチングディレクター。

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■関連書評■
a. 「パワーコーチング」松本 幸夫
【私の評価】★★★★☆

b. 「コーチング・マジック」平本 相武
【私の評価】★★★★☆


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