■コーチングの本は基本だけを書いた本が多いのですが、
この本はどちらかといえば応用編です。
実際に現場で苦労しているコーチのアドバイスには、
深いものがあります。
■たとえば、コーチとクライアントは
対等な関係という前提がありますが、
実際にはそうでもないんだよ、と教えてくれます。
そして、対等でないと感じたら、
「私を軽く見ているのではありませんか・・・」
などと訂正しなくてはならないそうです。
(ちょっと難しいかな・・・)
■また、クライアントが「●●をします」
とコミットしたとしても、
いろいろなコミットメントがあるんだよ、とも教えてくれます。
やると言ってもやらない人もいれば、
やると言って本当はコーチに気に入られたいだけの人も
いるのだそうです。
そうしたところを知ったうえで、
クライアントに自分の心に気づかせることが
コーチに求められるのです。
・「あなたはこれをやるに当たって、
引っかかりとか、抵抗とか、心配事とか、
見ないようにしていることがありますか?」と問いかけ、
本人に探求させなければなりません。(p109)
■こうしたコーチングの現場での学びを
教えてくれる本なのですが、
深いがゆえにその深さをうまく伝え切れていないような
ところがあるような気がしました。
大化けしそうな深い一冊でしたので、
本の評価としては、★3つとします。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・指示・命令はしないのがコーチのようにいわれていますが、
戸惑っているときは、指示や命令でリードされたほうが、
人は動けます(p48)
・ボスのことを部下がよく知っているのが「よい組織」・・・
「これは任せる」「この件はこの基準で行う」「これは相談してほしい」
「この点を評価の対象にする」等々のことを、実に明確に言う(p45)
・「お客様にいかに満足してもらうか?」というテーマ・・・
これだとやや建前の話が出てきやすくなる・・・
こういう場合は「お客様の笑いを引き出す方法は何?」(p89)
▼引用は、この本からです。
あさ出版
売り上げランキング: 198255

そのポジションが必要とする役割によって人は成長する
コーチであるあなたに必携のフィールドレファレンス【私の評価】★★★☆☆(77点)
■著者紹介・・・岸 英光(きし ひでみつ)
1963年生まれ。帝人(株)にて企画・営業・システム開発
などを担当。1992年に独立。
現在、岸事務所代表。コミュニケーションテクノロジー研究所
チーフ・コーチングディレクター。
─────────────────
■関連書評■
a. 「パワーコーチング」松本 幸夫
【私の評価】★★★★☆
b. 「コーチング・マジック」平本 相武
【私の評価】★★★★☆
読んでいただきありがとうございました!
この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓
人気ブログランキングに投票する

![]()
| メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 |
| 配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|発行者の日記



















コメントする