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「動画大全 「SNSの熱狂がビジネスの成果を生む」ショート動画時代のマーケティング100の鉄則」明石ガクト

2024/02/06公開 更新
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「動画大全 「SNSの熱狂がビジネスの成果を生む」ショート動画時代のマーケティング100の鉄則」明石ガクト


【私の評価】★★★☆☆(75点)


要約と感想レビュー

ショート動画は革命だ

動画を制作している著者が、「ショート動画は革命だ!」と教えてくれる一冊です。これまでは、カメラで撮影した動画をパソコンで数時間かけて編集していましたが、今はスマホで撮影し、スマホで編集し、スマホでSNSにアップできるのです。


だれでも自分が持っているスマホで動画を作り、シェアできるということは、まさに動画の民主革命なのです。そして最近の若者にとっては、「お金持ち」より、「フォロアーがたくさんいる」人が尊敬の対象となっているというのです。


若者の尊敬は「お金持ち」であることより、「フォロアーがたくさんいる」ことにシフトしている(p7)

バスったコンテンツを量産

では、どうすればバズることができるのでしょうか。著者の場合は、長髪という容姿からドライヤーで髪をなびかせている動画がバズりました。そこで著者は、は意識して「教祖」っぽいキャラをTwitter上で演じることにしたのです。


このようにバズったものと同じスタイルのコンテンツを量産できれば、見た人の期待値を満たすことができ、フォロアーが増えていくのです。


もちろん「2秒以内」に自己紹介して、「6秒以内」にこの動画は何をやるのかを説明したり、コメント欄に書いてもらうように誘導するなど、細かい技術も必要ですが、視聴者が興味を持つものを提供することが第一なのでしょう。


バスったコンテンツと同じ期待値を満たすものを100作る(p91)

フォローされる方になれ

著者が言いたいことは、フォローするのではなく、フォローされる側になれ、ということです。だれでも動画を簡単に作れる時代なのですから、成功するかどうかわかりませんが、まずは、アウトプットしてみてはどうか、ということなのです。もちろんその時には、私の会社を使ってくれればうれしいな、ということなのでしょう。


動画もYouTubeのロング(長い動画)からTicTokなどのショート(短い動画)に時代は切り替わっているようです。次は何が来るのでしょうか。AIかな?明石さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・ロングだけで戦っていると新規のファンが参入しにくい(p196)


・視聴秒数が30秒を超えた動画には、「いいね」やコメントがつきやすい(p240)


・ショート動画のマネタイズ・・平均で2円前後・・(2023年2月時点)つまり、50万フォロワーを抱えるクリエイターにPR動画の投稿をお願いしようと思うと、約100万円かかる(p312)


・インフルエンサーマーケティング・・ピカソは友人たちに頼んで、さまざまな画廊に「ピカソの作品はあるか?」と尋ねてもらっていた(p335)


▼引用は、この本からです
「動画大全 「SNSの熱狂がビジネスの成果を生む」ショート動画時代のマーケティング100の鉄則」明石ガクト
明石ガクト、SBクリエイティブ


【私の評価】★★★☆☆(75点)


目次

Prologue 僕は誰だ?
Opening 動画をやり抜け、勝ちたいならば
Chapter1 ビジネスの大転換期、動画に起きた10の変化
Chapter2 ショート動画がSNSコミュニケーションに与えた三大変革
Chapter3 ショート動画を活用し、ヴィジュアルで語ることの3つの優位性
Chapter4 一億総クリエイター時代の「熱狂マーケティング」の仕掛け方
Chapter5 今を生き抜き、未来で勝ち抜く、武器としての「動画」
Special Contents ONE MEDIA presents TikTok完全攻略マニュアル
Ending 君たちは何者だ?
Special Thanks あとがきにかえて



著者経歴

明石ガクト(あかし がくと)・・・2014年、新しい動画表現を追求するべくONE MEDIAを創業。これまで1000人以上のクリエイターとともに、YouTubeやTicTokなどのSNSやLINE、OOHなどあらゆるデジタルスクリーンに対応する動画をプロデュース。2018年に、『動画2.0』を出版。


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