「遊び心」大前 研一、学習研究社(1988/03)

遊び心
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大前 研一
学習研究社 (1988/03)
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おすすめ度の平均: 4.0
5 スッキリした。
3 精力的に多岐にわたる仕事をこなすコツ
4 これが大前さんの生の姿!?

【私の評価】★★☆☆☆

■著者紹介・・・大前 研一(おおまえ けんいち)

 1943年生まれ。早稲田大学理工学部、東京工業大学大学院、
 マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を得る。
 1970年から日立製作所原子力開発部勤務。
 1972年からマッキンゼー社入社。79年日本支社長。
 1992年「平成維新の会」設立。
 1996年「アタッカーズ・ビジネス・スクール」開設。


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●なにかと活発に活動している大前研一氏の
 20年間前の著作です。

 大前研一氏の良いところは、現実を直視して、
 おかしいところは「おかしい」と言えることでしょう。

 ・日本とは?・・・利益団体や利権にべったりの政府。・・・
  アメリカ経済は破綻した、と人ごとのようにいうが、実は自分の国の
  経済のほうが国債漬けのひどい状況になっているのに気づいていない国。
  (p17)


●MIT留学からマッキンゼー入社と
 欧米の一流の雰囲気のなかで叩き上げたことが、

 大前研一氏特有の、( 独自の考えを作り上げ、
 標準化して組織で活用していく )という仕事の仕方の
 基礎になったのかもしれません。

 ・いずれの名教授にも共通していたことがある。それは、
  「お前はどう考えるか?」という質問をよく発するのである。
  「知りません」とか、「ちょっと調べてきます」などと言うものなら、
  大変なお叱りを受けるのだ。・・・「お前はここをどこだと思っている
  のか?MITだぞ。世界に冠たるこの工学の殿堂で、オレたちが
  考え出さなかったら、誰が科学を進歩させるというのだ!」(p137)


●20年前とはいえ、国家予算の国債への依存体質や、
 郵便番号の問題など鋭く指摘しているところは、
 先見の明といえるでしょう。

 ・郵便番号・・・〒211反町34で拙宅に郵便物は届くはずなのである。
  ・・・私のところは神奈川県、神奈川区と神奈川を二度も書く必要があり
  いつもこの不合理にイライラしていた(p114)


●大前研一氏は、20年前も大前研一だったとわかりました。
 ★2つとします。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・日立をやめるときに、当時の副工場長だった嶋井澄さんが、
  「どうせやるなら日本一のコンサルタントになれ」と言われたのが
  心に残り、とにかくガンバラなくっちゃと自己研鑽に励んだ。(p93)


 ・わずか四月から七月までの四か月間で、私の息子は「ああ、日本人!」
  という感嘆詞がでるほど鋳型にはめられてしまった。「夏休みぐらい
  は大いに遊ぼう」という私の誘いに「ダメだよ。宿題があるから」
  という答えが返ってきたときには、私は自分の耳を疑った。(p155)


 ・2000cc以上だと税金が高くなる。幅が1.7メートル以上
  だと大型車となり、三ナンバーの登録が必要である。・・・
  その昔外国の車を締め出すのに無理に考えた苦肉の策なのだ。(p241)

▼引用は、この本からです。
遊び心」大前 研一、学習研究社(1988/03)¥1,350
【私の評価】★★☆☆☆

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