●私の手帳には松下幸之助の写真が貼ってあります。
その松下氏の考え方に現存している人のなかで最も似ているのは、
著者の稲盛和夫氏でしょう。
●本書は、京セラが米国の電子部品メーカーAVXを買収した際に、
稲盛氏が米国人経営者との勉強会の内容をまとめたものです。
当初は米国人に稲盛氏の考え方は理解されなかったようですが、勉強会
を続けるうちに、その考え方が浸透し、AVXの業績も上がるように
なったのです。
・長期の目標を立てる時、私はわざと自分の能力を超えたところに設定
します。(p52)
●私が特に感銘したのは次の数式です。
・人生の結果=考え方×熱意×能力(p34)
この数式のなかで「熱意」と「能力」はプラスなのですが、「考え方」は
プラスからマイナスまであるというのです。
つまり、熱意と能力があっても、考え方がマイナスであれば、悪い結果
しかでないということです。
●その正しい考え方を形作るのは、自らの経験であり、読書なのでしょう。
・自らの直接的な経験と、読書を通じて得た間接的な経験は、人生で
成功を収める上での精神的な基礎をつくってくれます。(p77)
●本書は、稲盛氏の「人生を通じて打ち込める仕事を見つけよう」という
メッセージが伝わってくるような一冊でした。
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・自分の渦を作り出せるほどの考え方が主体的かつ積極的であるか否か
が、仕事の結果だけでなく、人生の結果をも決定するのです。
・目標を持たないうつろな目には、人生のどんな素晴らしいチャンスも
見えることはありません。(p175)
・大善は非情に似たり、小善は大悪に似たり(p211)
・リーダーの一挙手一投足を、部下が見ていることを忘れては
なりません。(p229)
・各々のアメーバのメンバーは、そのリーダーと情熱を分かち合い、
メンバーの労働時間当たりの平均付加価値を表す「時間当たり採算」
という指標により、評価されます。(p161)
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読み継がれる価値
史上最強の成功哲学
心に響く問いかけの数々,是非読んで欲しいと思います!
素晴らしいの一言
どの様な立場の方でも読める。(評価:★★★☆☆)76点
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