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「何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書」中島輝

2022/09/02公開 更新
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「何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書」中島輝


【私の評価】★★★★☆(89点)


要約と感想レビュー

自己肯定感が低いと依存的になる

テレビで「自己肯定感」についての番組をやっていたので、手にした一冊です。著者は独学で心理学や成功哲学を学び、35歳で引きこもりを克服したという。体験に基づく自己肯定感の高め方を教えてもらいましょう。


自己肯定感が低い状態だと、やる気が出ない。ちょっと言われただけで怒り、傷つき、反抗する。 さらに、自己肯定感が低いと、行動が依存的になってしまいます。つまり自分を認められず、欠乏感から他者からの評価を求めるのです。教師や親に認められるために頑張ってしまう人は典型でしょう。


頑張ることはよいことですが、他人からの評価がなければ頑張れないとすれば、折れやすい心の状態といえるのです。著者のお勧めは、過去の怒りを書き出すことです。文字にしてみると、不思議なことに忘れたくても忘れられなかった記憶へのこだわりが小さくなっていくという。


・「相手が自分のことをどう思うか?」はあなたが不安に感じ、真剣に悩むべき課題ではないのです(p250)


小さな目標で達成したら自分を褒める

一度の失敗だけで、続けられなくなってしまう人もいます。例えば、ダイエットをしているのにケーキを食べてしまって、自己嫌悪に陥ってしまうダイエット失敗女子。食べてしまった自分が許せないし、だから意思が弱いからダイエットを辞めてしまうという悪循環。


著者のお勧めは小さな目標をたくさん用意して、達成したら「よくできた」と自分を褒めることです。1日、ケーキを食べなかった。それだけで小さな目標を達成した「成功」なのです。


そして、事前に失敗ケースを考えておくことも効果的とのこと。「失敗する、挫折する、計画外のことが起きる」ということを盛り込んでおくのです。仮にケーキを食べてしまったら、「なし!」とアファーメーションして次の日からダイエットを再開するとか、リセット法を決めておくのです。


・スモールステップの原理・・・1つの小さなステップをクリアするごとに、「よくできた」という報酬を受けとることでモチベーションが持続します(p49)


自己受容感と自己有用感

やはり大切なのは、「自分はこのままでもいいんだ!」と思える自己受容感と「社会とつながっている!」と感じられる自己有用感だと思いました。あなた「らしさ」をあなたが知り、自ら尊重することが大切なのです。


最終的には自分でやるべきことを決めて、小さなステップを積み上げていく、というのが自己重要感を高めるコツのようです。例えば、著者は「5分だけ掃除をする」ことを推奨しています。これくらいならできる!ということをやっていくのです。周りの人から「ありがとう」と言われるちょっとしたことを積み上げてもよいのでしょう。


自己重要感の低い人は、いろいろなタイプがいるとお思いますが、人それぞれに対応できる幅広い内容だと感じました。さすが自ら引きこもりであったというだけある内容です。中島さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・一喜一憂しなさんな(p41)


・尊敬できる人を想像してもらい、「その人ならどうするか?」をイメージする(p144)


・感情の落ち込みに対して・・・「もし○○したら△△する」と決めておく(p278)


・課題の分離・・・最終的にどっちの責任なの?・・・他人の課題には踏み込む必要がない(p248)


▼引用は、この本からです
「何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書」中島輝
中島輝 、SBクリエイティブ


【私の評価】★★★★☆(89点)


目次

第1章 自己肯定感の知っておきたい3つのこと―人生は自己肯定感で10割決まる
第2章 自己肯定感ってそもそも何?―自己肯定感を構成する"6つの感"とは?
第3章 自己肯定感が一瞬でパッと高まる方法―かんたんに今すぐできる小さなコツ
第4章 自己肯定感をじわじわと高める方法―自己肯定感の基礎体力をつくる3つのステップ



著者経歴

中島輝(なかしま てる)・・・心理カウンセラー。作家。トリエ代表。5歳で里親の夜逃げを体験し、9歳ごろから、HSP、双極性障害、パニック障害、統合失調症、強迫性障害、不安神経症、潰瘍性大腸炎、斜視、過呼吸、認知症、円形脱毛症に苦しむ。25歳で巨額の借金がきっかけでパニック障害と過呼吸発作が悪化。10年間実家に引きこもりつつ、代表取締役としてグループ会社を運営。自殺未遂を繰り返すような困難な精神状況のなか、独学でセラピー・カウンセリング・コーチングを実践し続ける。10年後、「恩師の死」がきっかけとなり35歳で克服。その後、独学で習得した技法を用いたカウンセリングとコーチングを24時間365日10年間実践。回復率95%、6ヵ月800人以上の予約待ちに。「奇跡の心理カウンセラー」と呼ばれる。現在は、ニューライフスタイルを提案する資格認定団体「トリエ」(旧国際コミュニティセラピスト協会、他5団体)を主催。新しい生き方を探求する「輝塾」、好きを仕事にする起業塾「The・DIAMOND」を主宰。自己肯定感を高めれば、人生・仕事・人間関係・恋愛・健康・子育てが好転する「ナチュラル心理学」を提唱し、2020年までに3000人のティーチャー育成を目標にし、2021年までに世界3カ国に拡大する予定で活動中


自己肯定感関係書籍

「鋼の自己肯定感 「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された"二度と下がらない"方法」宮崎 直子
「何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書」中島輝
「ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか」キューリング恵美子
「自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい 仕事・恋愛・人間関係の悩みがなくなる自己肯定感の高め方」田中 よしこ
「誰にも言えない「さみしさ」がすっきり消える本」石原加受子


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