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「自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい 仕事・恋愛・人間関係の悩みがなくなる自己肯定感の高め方」田中 よしこ

2022/09/24公開 更新
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「自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい 仕事・恋愛・人間関係の悩みがなくなる自己肯定感の高め方」田中 よしこ


【私の評価】★★★★☆(83点)


要約と感想レビュー

沼とは恐怖心

タイトルの「自分の気持ちのわからない沼」とは何でしょうか?それは自分が気づいていない恐怖心です。例えば、相手に合わせてしまう人は、人からどう思われているかが気になっている。つまり、人から嫌われたらどうしようという恐怖心がもとにあるのです。


また、LINEを送ったのになんで「既読」にならないんだ!とイライラしている人は、自分が大切にされていないという恐怖心がもとにあるという。著者に言わせると、こうした恐怖心はどちらも自分に自信がないことが根本にあり、そこから余裕のない自分の状態が生まれているのです。


・相手に合わせてしまう人・・・相手にあれこれ要求して責めてしまう人も根本は同じです・・・自信のなさを抱えている・・・自分が大切にされていないと感じたときに怒りとなって湧き出してしまうのです(p204)


「自分が喜ぶ選択」をイメージ

こうした心の状態は、心のクセのようなものであり、簡単には治りません。少しづつ変えていくしかないのでしょう。この本ではちょっとした考え方を変えることをオススメしています。例えば、私はダメだなとへこむときには、ここまではできているじゃないかと考えてみる。


人からどう思われているか気になる人は、相手がどう考えているかはわからないから、悩んでもしょうがないと考えてみる。一人でがんばってしまう人は、みんなで協力し合うことで、たくさんの人が幸せになることをイメージしてみる。「誰かが喜ぶ選択」ばかりをする人は、「自分が喜ぶ選択」をイメージして実際に行動してみるのです。


・うまく決められないと思ったときは、どっちが心地いいか?・・まずは、好きか・嫌いかの2択で決める(p55)


心の中の欠落した部分が沼

私はこれほど相手に合わせてしまったり、イライラしたりしないので、こうした人の気持ちがわからないところがあります。この本を読んでいると、なるほど自信がない人ほど人をジャッジしたり、「俺は聞いてない」と言ったり、人を罵倒したり、相手の人間性を否定するような発言をするのだな、と理解できました。


必要ないものにまでお金を使ってしまう人も、心の中に不安があるから、お金を使うことで自分はこれを手に入れられるほどチカラがあり、価値があると思えて安心するからだという。心の中の欠落した部分が、イライラや不安を作り出しているのです。著者はこれを「沼」と表現しているのでしょう。


私はそうした人が存在することが理解できませんでしたが、自信がないという心理構造から生まれるということであれば理解できます。私の場合は、そうした人が多いという事実を理解するべきであり、そうした人と付き合うときには、地雷を踏まないようにしたいと思います。山田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・自分の気持ちや感情を確認していこう・・・息苦しい、体が重い、気が重くてスッキリしない(p27)


・人間関係は、「正しいから何を言ってもいい、正してもいい」わけではない(p131)


・「嫉妬」は自分がなりたい姿・・・嫉妬の感情は、自分を成長させるために使おう(p136)


・ミスや苦手なことは自分の個性としてカバーする(p152)


▼引用は、この本からです
「自分の気持ちがわからない沼から抜け出したい 仕事・恋愛・人間関係の悩みがなくなる自己肯定感の高め方」田中 よしこ
田中 よしこ、KADOKAWA


【私の評価】★★★★☆(83点)


目次

第1章 あなたは「私」が好きですか?自分編
第2章 あなたの「価値の基準」は何ですか?お金と時間編
第3章 誰かに言われたことで悩んでいませんか?人間関係編
第4章 わがままに自由に生きてみませんか?仕事編
第5章 あなたは誰がいちばん好きですか?恋愛・結婚編



著者経歴

田中よしこ(たなか よしこ)・・・マインドトレーナー。株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている


自己肯定感関係書籍

「鋼の自己肯定感 「最先端の研究結果×シリコンバレーの習慣」から開発された"二度と下がらない"方法」宮崎 直子
「何があっても「大丈夫。」と思えるようになる自己肯定感の教科書」中島輝
「ドイツ人はなぜ「自己肯定感」が高いのか」キューリング恵美子
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「誰にも言えない「さみしさ」がすっきり消える本」石原加受子


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