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「なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣」本田 晃一

2022/09/26公開 更新
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「なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣」本田 晃一


【私の評価】★★★★☆(82点)


要約と感想レビュー

自分を満たして感謝する

日本一の投資家・竹田和平さんの一番弟子である本田 晃一さんに、運がよくなる習慣を教えてもらいましょう。竹田和平さんに学んだのは、自分を満たして「感謝モード」に切り替えることです。


著者が竹田和平さんと定食屋に行ったときのエピソードが面白い。和平さんが「おにぎり」を注文したら、「売れ切れなので、ごはんならありますよ」と店員さんが答えました。著者は、「ごはんあるなら握れよ!」と感じたのですが、和平さんは、なんと「そりゃ、おめでとう」と言ったのです。


著者が、「なんで、おめでとうなんですか」と聞いてみると、「売り切れってことは、満員御礼でめでたいがねえ」と答えたという。不満でイライラモードの著者と豊かで感謝モードの和平さんのどちらが運がよくなるのかは、明白でしょう。


今ある強運に感謝すると、運気が向上する(p45)

今あるハッピーを見つける

では、どうすれば感謝モードに入ることができるのでしょうか。それは、今の自分を満たすことです。例えば、よかった頃の写真を眺めて「今に感謝」してもいいし、今、この瞬間にあるハッピーを見つける努力をしてもいいのです。


その反対に悪い状況を手放すという方法があります。例えば、人からわかってもらえなくて悲しいときには、「いいじゃないか、人間だもの」とつぶやいてみる。悲しかったり、ネガティブな気持ちになったら降参してもよいのです。苦手なことを手放して、自分を許すことで、気持ちをラクにするのです。


自分を満たして「運の流れ」をよくする・・・「決める部隊」はハート、「実行部隊」は頭(p146)

運のよい人の共通点

実は、こうした運がよくなる習慣は、ユダヤ人大富豪の教えの本田健さん、おもちゃ博物館の北原照久さん、書道家の武田双雲さん、心理カウンセラーの心屋仁之助さん、犬飼ターボさんなどから著者が学んだものなのです。ものすごい人脈ですが、実際に一緒に仕事をしたり、友人として会話する中で運のよい人の共通点が見えてきたということなのでしょう。


運命を変えるためには「付き合う人を変える」というテクニックがありますが、運のよい人の行動を真似するのが一番の近道だと感じました。わかりやすい一冊でした。★4とします。本田さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・「イライラ」の源泉というのは、「自分が大切にされていない」という不満なんですね(p28)


・「嫉妬」と「尊敬」はコインの裏と表・・自分が嫉妬を感じても、憧れを感じても、どっちでも大丈夫(p121)


・「ちょい好きレベル」で動いちゃったほうがいい(p225)


・運の悪い人は、自分で自分を悪く扱っていて、周囲からも悪く扱われがちです(p254)


▼引用は、この本からです
「なんか知らないけど、強運が舞いこむすごい習慣」本田 晃一
本田 晃一、SBクリエイティブ


【私の評価】★★★★☆(82点)


目次

はじめに 「ツイてる!」しくみ
プロローグ 僕が教わった先生の「運の貯め方・不運の使い方」
第1章 軽やかな人が運に選ばれる
第2章 誰よりも楽しんで強運をキープする
第3章 カッコよく使って運力を強める



著者経歴

本田 晃一(ほんだ こういち)・・・1973年1月生まれ。1996年にオーストラリア大陸を自転車で横断、バックパッカースタイルで世界を周る。帰国後、父のゴルフ会員権売買業を手伝う。2年かけてホームページを立ち上げ年商10億円を超える。ネットマーケティングのパイオニアと呼ばれ、コンサルや講演依頼が多く来るようになる。ブログや公式ホームページ等を通して情報を配信し始める。2007年、日本一の個人投資家・竹田和平氏から後継者としての打診を受け、500泊寝食をともにし、多くの帝王学を学ぶ。夢は多くの旦那(与えられる人)を育てること。


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