「地上最強のセミナー講師バイブル」坂田公太郎,佐々妙美
2021/07/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
要約と感想レビュー
高額セミナー販売を可能とする著者の「トップ1%セミナー講師養成講座」で教えている内容を暴露した一冊です。
ビジネスモデルとしては、書籍や数千円のセミナーをフロント商品として、10万円くらいのセミナーやDVDやコンサルのミドルエンド商品、30~50万円くらいのバックエンド商品を売っていくものです。
そうした商品を売ることのできる講師になるために自分を高め、学び、情報を発信し、自分をブランディングしていくのです。
・フロント商品・・・ミドルエンド商品(合宿セミナー(15万円程度・・・バックエンド商品の価格は、30万円~50万円です(p219)
稼げるセミナー講師となるためにもっとも高いハードルは、スピーチ力でしょう。稼げるスピーチ力とは数十万円のバックエンド商品を売り切ることのできるスピーチ力です。
そのためには、自分がもっとも感動したスピーチを完全コピーします。著者の場合は、ジェームス・スキナー氏を完コピしています。稼げる講師の話のリズム、抑揚、声の調子、間の空け方、スピード、ジェスチャー、表情を徹底的に真似るのです。
・達人のスピーチを盗む・・完全にコピーするくらい徹底して真似る(p187)
タメになる話よりオモシロイ話とか、笑いで始めて、感動で終わるなど良いセミナーの本質が書かれてある一冊だと思いました。常に週1回は他社のセミナーに出席し、セミナーノウハウを収集している著者ならではの内容です。
常に価値あるものを提供できるという自信を持つまで自分を高めることがポイントかな、と思いました。
坂田さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・SNS,メルマガ、YouTube、ブログなどのネット媒体、ニュースレターなどの紙媒体で、自分の仕事について相手に有益な情報を発信することが、講師としての主な仕事です(p28)
・「トップ1%の人だけがやっている」集客マスターチェックリスト・・・「徹底的に与える」という精神を持っているか?・・あなたの専門分野の本を20冊以上読んだか?・・(p114)
・ブランディング名刺とは、名刺交換をした瞬間、その人がどんな仕事をしている人なのかがわかり、名刺から話題が弾み、その名刺交換で仕事が取れてしまうような名刺のことです(p50)
・「事実は1つ。表現は工夫」・・・営業マンの数は3人しかいない小さな会社・・「研修販売会社の営業で売上No1」は嘘偽りのない事実です(p63)
・1.無謀な質問で混乱を与える
2.ワークでアウトプット
3.答えを示すAha!体験
4.実例を示して納得感(p163)
▼引用は、この本からです
坂田公太郎,佐々妙美、Clover出版
【私の評価】★★★★☆(85点)
目次
序章 69万8千円のセミナー養成講座とは一体何か?
第1章 セミナー講師が「超・成長市場」の理由
第2章 稼げる講師のマインドセット&スキル
第3章 稼げる講師のブランディング
第4章 稼げる講師の売れるセミナー企画のつくり方
第5章 稼げる講師の集客ノウハウ
第6章 稼げる講師の超絶スピーチ
第7章 稼げる講師の超絶セミナースピーチ
第8章 稼げる講師のセミナー錬金術
著者経歴
坂田公太郎(さかた こうたろう)・・・株式会社セミナーエリート 代表取締役『トップ1%セミナー講師養成講座』主宰。歌舞伎町にてNo.1ホスト。居酒屋経営を譲渡後、社会人研修会社、マンション販売会社にて営業No.1になった後、セミナー講師としてデビューする。1回のセミナーで平均500万円以上を売り上げるスーパーセミナー講師であり、アンソニー・ロビンズ初来日セミナーでの登壇ではわずか20分間のスピーチで1000万円以上の売上をもたらす。
佐々妙美(さっさ たえみ)・・・セミナー集客コンサルタント。株式会社セミナーエリート 取締役。マンション開発会社を30歳で退職。セミナー会社の役員となりプロデューサーを務める。わずか半年で大阪にて開催されたセミナーコンテストで優勝。毎月60~120人を集客し、全国10箇所で講座を開催。6年間役員としての役割を果たし再独立し現在にいたる。現在、愛の集客コンサルタントとして「トップ1%セミナー講師養成講座」を展開。
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