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笑える成功哲学「夢をかなえるゾウ4 ガネーシャと死神」水野敬也

2020/09/18公開 更新
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【私の評価】★★★★★(92点)


要約と感想レビュー

 今回も水野さんの狙いどおり、ガネーシャと一緒に笑いながら、学びを得る一冊となっています。余命3か月と宣告されたサラリーマンが、人生最後の願いをかなえるためにガネーシャと死神の課題をクリアしていくのです。 


 その課題というのが、「健康に良いことをはじめる」「死後に必要な手続きを調べる」「夢に向かう小さな一歩を、今日踏み出す」といった成功哲学系なのです。死を意識した終活のための課題といったところでしょうか。


・人間が死に際に後悔する内容・・・仕事ばかりしていたこと・・・会いたい人に会いに行かなかったこと・・・学ぶべきことを学ばなかったこと・・・(p63)


 面白いのは死を意識したサラリーマンが、勇気を持って課題をクリアしていくことでしょう。人はやる気になればなんでもできるのです。「いつでもできる」、「人生は長い」と思っているがゆえに人は一歩を踏み出しません。そうしているうちに人生とは、終わってしまうものなのでしょう。サラリーマンはガネーシャと出会い、「死」を意識してから動き出したのです。


 ガネーシャも『頑張りすぎても意味がない』という人を、言い訳と切り捨てています。本来、頑張るというのは、それは実際にこれ以上やってもプラスにならないという限界を知っている人が言えるもので、ほとんどの人は、『頑張りすぎても意味がない』なんて言う資格はないのです。限界を超えて頑張らないから、自分の中に秘めている能力を引き出せないのです。


・「死ぬまでにやりたいことリスト」を作る・・・できるかどうかは一切考えず、やりたいことを20個以上書き出すこと(p149)


 終活がテーマということで、50代の私にちょうどタイミングぴったりの一冊でした。とりあえずは、最後の課題である『喜怒哀楽を表に出す』を自分に課したいと思います。自分が3か月後に死ぬと思って。まじめな本には笑いが必要ですね。


 水野さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・遺書を書け・・・お前の死後もこの世で生き続ける者たちへ伝えるべきことを書き遺すのだ(p263)


・最後の課題はな、『喜怒哀楽を表に出す』や(p363)


・『死の準備をするということは、充実した人生を送るということだ。人生の充実によって死の恐怖は和らぎ、安らかに死を迎えられる」ロシアの文豪、トルストイの言葉だ(p66)


・他者の欠点を受け入れるには、三つの方法があんねん・・・一つ目は、『見る場所を変える』・・・二つ目は、『相手の背景を想像する』や・・・三つ目の方法はな、他人に完璧さを求めている自分に『気づく』ことや(p330)


▼引用は、この本からです

水野敬也 、文響社


【私の評価】★★★★★(92点)



著者紹介

 水野敬也(みずの けいや)・・・1976年生まれ。慶應義塾大学時代に、1分100円で人をホメちぎる「ホメ殺し屋」を始める。処女作『ウケる技術』が30万部超えのベストセラー。「夢をかなえるゾウ」は三作目の著書。


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