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「人生に行き詰まった僕は、喫茶店で答えを見つけた」赤澤 智

(2020年4月16日)|本のソムリエ メルマガ登録
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【私の評価】★★★★★(91点)


■著者は、塾講師のバイトをしながら
 ミュージシャンとして
 メジャーデビューを目指すも挫折。


 そこで学習塾に就職。教室長として
 子ども一人ひとりと向き合い、
 親御向けニュースレターを発行し、
 教室を運営した結果、半年間、
 やめる子どもゼロ、新記録を達成。


 その後、喫茶店を始めると決心してから
 関東一円の主要な喫茶店を訪ね歩き、
 喫茶店経営の本はすべて読みました。


 これだけ準備したら、
 「絶対に失敗するカフェ」が
 明確になり、その逆を行けばよいと
 自信を持ったという。


・業界を知るために動き出しましょう・・実際に、自分がやりたいと思う仕事の仕方をしている人に接触し、話を聞くことです(p64)


■喫茶店を徹底的に研究した結果、
 一人で運営するワンオペレーションの
 喫茶店を計画。


 同じワンオペレーションの喫茶店に
 毎日のように通って教えを請い、
 自分の店の運用をイメージしていったという。


 著者は現在、喫茶店の運営をしながら、
 喫茶店の立ち上げ方の講座を開いたり、
 閉店後のライブを開催したりしています。


 著者が言いたいのは、
 自分が時間をかけてやってきたこと、
 できれば1万時間かけたことが
 強味になるということです。


・1万時間を費やしたら、専門性のある経験者であると言えますし、100人に1人の人材になれるわけです・・・今までの人生でやってきたことで1万時間に一番近いものを探してみてください・・・これまでの1万時間に加えて、喫茶店経営を目指す人は喫茶店を3つ目の1万時間にすべく、これから動いていくことを考えていきましょう(p33)


■起業して1年で半分以上が倒産すると
 いわれるくらいですので、
 これだけ準備しないと喫茶店起業は
 難しいのでしょう。 


 もちろん、しっかりやれば成功するし、
 自分の強味を活かすこともできる。


 人生に無駄なことはなく、
 自分の好きなこと、興味の持てることを
 やってみることが、自分を新たなステージに
 引き上げてくれるのだとわかりました。


 ただ、安易にやると
 失敗するというのも
 事実なのでしょう。


 小説形式と組み合わせて、
 読みやすくまとめていただきました。


 赤澤さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「一度、自分がやりたいことをすでに実現している人に話を聞きに行ってみるといいですよ」(p53)


・自分が踏み出そうとしている世界が「普及の時代」にいるのか、「成熟の時代」にいるのか、はたまた、それらを通り越して今は「選択の時代」にいるのか。それらをすべて把握した上で踏み出すこと(p60)


・何かをインプットしたら、それを、アウトプットすること。伝える側に回ると一気に能力がアップします(p94)


・好きなことを仕事にしようとして、具体的に動き始めると、応援してくれる人と、応援してくれない人が出てきます・・・ここで大切なこと。まず、応援してくれない人の話は、一切スルーでOKです(p164)


・上手かどうかよりも、その道で生きていくと決めて、やり続けた人間だけが、残っているのではないでしょうか(p188)


・「最初から天才だったほんの一握りの人を除けば、プロとして活躍している人というのはやっぱり、続けた人」・・とにかく、1万時間の積み上げを頑張ろうと心に決めたのだった(p189)


・諦めた夢も、方向転換したことも、すべてが今の自分を作り上げた経験です・・大事なのは、自分は変われると信じること。それから、決断をして、動くこと(p201)


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赤澤 智、祥伝社


【私の評価】★★★★★(91点)


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■目次

エピソード1 人生に行き詰まったサラリーマンと大学生
エピソード2 動き出すときに必要なこと
エピソード3 夢へのアクセルを全開にするために
エピソード4 絶対にぶつかるお金問題に取り組む
エピソード5 追い風と向かい風が同時に吹くとき
エピソード6 うまくいく直前は不安が押し寄せてくる
エピソード7 願いがかなうとき


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