「歌舞伎町NO.1ホストが明かす お金に好かれる人が大切にしていること」信長
2018/02/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
新宿でホストクラブを経営している信長さんの一冊です。テーマはお金。ホストが「自己投資が最高の投資」であると断言しているのは、レベルが高い。一流のホストは、一流の考え方をしているのです。
お金を使うことでは、消費と投資があります。消費はただお金を使って得るものはありません。投資はお金を使っても後でお金が返ってくるのです。
・では今、どんな投資がいちばんおすすめなんだろう?それは、自分自身にお金をかける自己投資だ(p64)
そもそも大切なのは、一流になろう!ナンバーワンになろう!という覚悟だと、信長さんは教えてくれます。
若いころは、すべてを環境のせいにしていた。今は、すべて自分の責任であり、自分で計画し、実行している。自分の環境は、自分が呼び寄せているということを、信長さんは知っているのです。
・子どものころは、自分に起きるすべてのことを育った環境のせいにしていた。しかし、ホストとして真面目に働くうちに、自分を取り巻く環境は自分の意思次第でどうにでも変えられると学び、そして実証してきた(p57)
信長さんが読む本は、人間関係の本が多いらしい。お金は人が持ってくるから、人間関係を良くすることでお金が集まってくるのです。人の心を知り、人の行動をコントロールできる人が優位な立場に立つのです。
信長さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「ナンバーワンになろう!」と覚悟を決めることで本気モードにスイッチが入る。そして、営業の仕方から外見、接客のコミュニケーションまで、すべてをナンバーワン獲得のために変えていくのだ(p44)
・「仲のよい友だち5人の平均年収が、自分の年収になる」・・20歳のころの自分に出会ったなら、「とにかくお金持ちに弟子入りを志願し、『なんでもやりますので、そばにいさせてください』と言って、その人の近くにいさせてもらいなさい」と言うだろう(p49)
・お金儲けが上手なユダヤ人は、頭脳への投資を惜しまないという。もっとも手軽で効率的、そしてリーズナブルな投資は「読書」なのだ(p91)
・身近な人や大切な人たちの「褒めポイント」を見つけたら、恥ずかしくても、それをきちんと声に出して伝えてみよう・・・褒めることに、お金はかからない(p130)
・ホストの専門誌を見て入店の面接に来る新人ホストはいない。ホストの候補生たちは、インターネットでホストクラブのサイトやSNSなどを調べ、気になるお店の情報や評判を仕入れたうえで、入店したいお店の面接に足を運ぶ(p138)
・松下幸之助氏が、新しい事業の提案に「それは、儲かりまっか」と質問した・・そして同時に彼は「それは世のため、人のためになりまっか?」とも聞いたという(p40)
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【私の評価】★★★★☆(81点)
目次
第1章 あなたは本当にお金持ちになりたいのか?
第2章 お金に好かれる自分になる
第3章 お金を呼び込む人間関係をつくる方法
第4章 お金の達人は、人生の達人
著者経歴
信長(のぶなが)・・・早稲田大学教育学部卒業。学生時代から塾の講師を経て、ホストの道に入る。入店4ヵ月目でナンバーワン達成。その後、歌舞伎町の『club Romance』 に移籍。現在、指名は月間約70本、年間で約850本。年収は3000万円を超える。通算26回「ナンバーワン・ホスト」となる。2011年には 『club Mister romance』 の代表取締役に就任。2014年より『club Romance』の代表取締役。