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「「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣」横山 信治

2016/12/13公開 更新
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「「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣」横山 信治


【私の評価】★★★★★(92点)


要約と感想レビュー

 ビジネスの世界で成功とドン底を経験した横山さんが教える運が良くなるコツです。人生は山あり谷ありです。


 ある時はトップ営業マンになり、調子に乗っていたら上司と対立し、左遷させられうつ病になりました。成功には原因があり、ドン底にも原因があるのです。


・松下幸之助さんは常々「私は学歴もなく、体が弱いので・・周りの嫉妬や妬みをかわしたところが、幸之助さんの強運を維持できた本当の理由かもしれません(p112)


 ドン底で学んだのは、敵を作らないこと。嫉妬や妬みをかわすことです。


 そして興味深いところは、本当に頭の良い人は、正論を主張しないということ。人は論破できても人は動かないのです。


 だとすれば、正論を言って敵を作る人は頭が悪いということになるのでしょう。


・本当のバカな人とは、知識を人に自慢する人です。または、変に知識があるがゆえに、正当論で相手の意見を論破しようとする人です(p114)


 正論だけではだめなのですね。さらにその上のレベルがあり、実はその先にもまだまだありそうです。


 ドン底を知っているからこそ、説得力があるのだと思いました。横山さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・叱られて、「なにくそー、負けるものか!」と頑張る人もいれば、ふてくされて相手を恨む人もいます。どちらを選択するのも自由です(p27)


・運の良い人は、相手の良いところを探します。そして、さりげなく良いところを相手に伝えます(p44)


・運が良くなる人は冒険し・・取るべきリスクの目安は、失敗しても再起できるか否かです(p62)


・運の良い人はどんな仕事にも陰日向なく努力する(p121)


・運が良くなる人は「はい。わかりました」(p198)


・私がSBIグループの役員をしていたとき・・新規ビジネスのプレゼンをする場合、案を3個~5個用意しました(p81)


▼引用は下記の書籍からです。
「運が良くなる人」と「運が悪くなる人」の習慣 (アスカビジネス)
横山 信治
明日香出版社
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【私の評価】★★★★★(92点)



目次

第1章 運が良くなる考え方 編
第2章 運を捕まえる行動 編
第3章 運を呼び込むための自己研鑽 編
第4章 運が巡ってくるコミュニケーション 編
第5章 運を引き寄せる話し方・伝え方 編


著者経歴

 横山信治(よこやま のぶはる)・・・1982年、日本信販株式会社(現三菱UFJニコス)入社。営業成績全国最下位のダメ営業マンから、全国No.1営業へ。2001年、ソフトバンクファイナンスに転職し、日本初のモーゲージバンク(証券化を資金調達手段とした住宅ローン貸出専門の金融機関)SBIモーゲージ株式会社設立に参画。当初4人の会社を従業員250名、店舗数191の上場会社へ成長させる。その後、東証一部上場の金融グループの役員・社長を経て、2014年4月独立。現在、東京・大阪で毎月1回「横山塾」を開催中。


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