「大富豪の伝記で見つけた 1億稼ぐ50の教え」高田 晋一
2016/12/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
要約と感想レビュー
1000冊以上のビジネス書から大富豪たちを分析し、ポイントを解説した一冊です。なんと43人を代表として抽出しています。一人当たり2ページです。だからどこからでも読めるし、気楽に読み始められます。
例えば、ウォルマートの創業者サム・ウォルトンは、「1つでも自分より優れている点を見つけて、それを愚直に模倣して実行する」と言っていますが、多くの成功者が人の真似をしているのです。
・造花を製造する技術を盗むと、香港に戻ってその技術を使って造花を作り、大ヒットを飛ばしました(李嘉誠)(p102)
面白いのは、各項目に四コマ漫画が入っていること。「女子勉」という四コマ漫画を中心とした書評ブログをパクったのではないでしょうか。四コマ漫画で、笑えるんですよね。だから、どんどん読み進めることができます。
成功の法則は、こうした本を読めばだれもが手に入れることができるのだと思いました。マフィアの親分マイケル・フランゼーゼも言っています。「目標を定め、計画を立てろ」「早起きしてハードに働け」「先に相手にしゃべらせて情報を集めろ」。あとは本当に実行するのか。あなた次第です。
高田さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・彼らはみな、常人では真似できないくらい強烈なこだわりを持っており、それを愚直に体現してきたからこそお金持ちになれた、という事実でした(p3)
・好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時機を逸せず巧みに繰り返す(本多静六)(p50)
・投資の「師匠」を見つけよう(ロバート・キヨサキ)(p28)
・経営者が身につけるべき4つの力として、
「1 変革する力」
「2 儲ける力」
「3 チームを作る力」
「4 理想を追求する力」(柳井正)(p41)
・目標を写真に撮って、スマホの待受画面にしよう(ラクシュミ・ミッタル)(p58)
・「ハッタリをかます」というクセ・・ウインドウズシリーズも、1983年11月に記者発表された時点では、まだ設計すらできていなかったと言われています(ビルゲイツ)(p72)
▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★★☆(81点)
目次
Chapter1 大富豪の「マネー」の教え
Chapter2 大富豪の「目標達成」の教え
Chapter3 大富豪の「学びと遊び」の教え
Chapter4 大富豪の「人間関係」の教え
Chapter5 大富豪の「メンタル」の教え
Chapter6 大富豪の「日常生活」の教え
Chapter7 大富豪に必ず当てはまる「7つの教え」
著者経歴
高田晋一(たかた しんいち)・・・(株)成功データ研究所代表取締役。作家。データアナリスト。早稲田大学第一文学部卒業、英国国立ウェールズ大学経営大学院修士取得。電通グループ各社で10年以上、リサーチ・ディレクターとして市場調査やデータ分析を担当。成功哲学に関する研究をライフワークとし、これまでに1000冊以上の文献やデータを調査・分析して、独自の成功理論を確立。その後独立して「(株)成功データ研究所」を設立し、これまでの研究結果を書籍やセミナー、雑誌やWEBの記事などを通じて発表している
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