「相手の心を絶対に離さない心理術」ゆうき ゆう
2016/09/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
■ゆうきさんの心理学の本は、
クスッと笑えることろが、
特徴です。
こんなことがありますよ。
でも悪用しないでね、
という感じ。
心理学の本を書いているのですから、
読者心理を突いて読みたくなる内容に
しているのでしょう。
・誰かを励まそうとするなら、
まず「同じ立場」から話を
してあげることが大切・・
「俺もそういうこと、あったんだ」(p131)
■共感を呼ぶところは、
心理学のテクニックばかり勉強していた
ゆうきさん。
社会に入って感情を素直に出すことが、
相手の心をつかむ最強の
テクニックだと気づいたということ。
実は、素の自分を出すことが、
一番のテクニックなのですね。
松下幸之助も、部下を叱るときは
本気で叱らないと部下に失礼だと
言っていたのを思い出しました。
・あなただけの心からの言葉は、
どんなり理論より強く、
相手の気持ちをつかむのです。
「裸の声」で話してみましょう(p24)
■また、楽しい一冊に
仕上がっていました。
心理学というより
コミュニケーションのコツということで
読んでいただきたいと思います。
ゆうきさん、
良い本をありがとうございました。
───────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・相手を素直に反省させる方法・・
「強く怒って、その後に
優しい言葉・対応をしてあげる」(p177)
・相手の心を引き寄せる一言・・
「もし君が僕だったら、どうする?」(p86)
・さらに一歩、
関係を深めるには・・
「好きなのはどうして?」
「その魅力を知りたいな、教えて」
と、興味の方向だけでも向いていることを
ハッキリと示してあげること(p47)
・相手が迷いながらも断ろうとしていると
感じたときは、即答させずに
「少し考えておいてください」
と時間をあげること!
そしてその後に妥協案を示しながら、
答えを尋ねること(p61)
・やる気と不満は別の要素のもの・・
不満が相手に生じたなら、
あえて別の「+α」を与えるのです(p109)
・究極の説得法(アーモンド・クランチ)
1 最初にあなたの結論を告げる・・
2 直後に「でも、問題がある」と言う・・
3 結論の前に、普通に話を進めていく・・
4 前置きした上で、その「問題」を話す
5 解決法を告げる。
そして「解決のために全力で努力する」
と言う(p147)
三笠書房
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【私の評価】★★★★☆(83点)
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■目次
第1章 自分にもっと関心を持ってもらうために―自分を上手にアピールするテクニック
第2章 「本気」が伝わらなければ、始まらない!―彼女をその気にさせるテクニック
第3章 もっと心の距離を縮めたいから―親密度アップのテクニック
第4章 これであの人の心はゼッタイ動く!―相手の心をあやつるテクニック
第5章 思いどおりの快適な人生を過ごす!―なりたい自分になるテクニック
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