「その道の達人が教える「仕事ができる頭」に変わる本」
2003/12/14公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
要約と感想レビュー
13人の講師から仕事で評価されるためのコツを学びます。社会人となれば、ほとんどの人が組織の中で仕事をすることを考えれば、これが本当の社会学習なのでしょう。
なんでもやってみるとか、現場・現物・現実が大事とか、大学の一般教養では教えないんですよね。自分で体験して学ぶことも大切ですが、こうして先人から学ぶことも効果的なはずです。
物事にはプラスの面とマイナスの面があって、マイナスのようで後でプラスにする人生にしたいといった主旨の話が多い印象でした。
人生には無駄がない、というのが達人が伝えたいことなのでしょう。私も、同じように思います。皆さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・一冊でも多くの本を読んだ人ほど、バラエティーに富んだ表現で、相手の心にぐっと響くような文章を書き、話をするようになるものです(小川義男)(p31)
・あなたに降りかかるネガティブなできごとは、実は宇宙から試されている単なる「テスト」であるということだ(主藤孝司)(p75)
・心理学では「名指し効果」といいますが、「木村君だから頼む」「山田部長だからお願いする」というように相手を名指しして依頼することが大切です(ゆうきゆう)(p83)
・クレーム相手の話を聞くときは、時間無制限。反論があるうちは、絶対に打ち切らない(川田茂雄)(p119)
・その商品を使っている姿、その商品のある暮らし、使うとどうなるか、どんないいことがあるか、これらを具体的に描写してみます(和田裕美)(p129)
・目立たない部下からコミュニケーションをとるように心がけましょう(本間正人)(p141)
・多少抜けたところがあっても、仕事を頼みやすい人が一番なのです。(梅森浩一)(p154)
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【私の評価】★★★☆☆(77点)
目次
算数―「稼ぎ力」を身につけるには(渋井真帆先生(マネー・リテラシー研究所代表取締役))
国語―読書が仕事力を育む(小川義男先生(私立狭山ヶ丘高校校長))
理科―不可能の壁を破るには(松浦元男先生(樹研工業社長))
社会・前編―儲ける人になるための心得(小阪裕司先生(エバンジェリスト))
社会・後編―小さく起業して大きく儲けるための思考法(主藤孝司先生(起業家大学エグゼクティブプロデューサー、(株)パスメディア会長兼CEO))
保健室―人の心を動かす心理術(ゆうきゆう先生(精神科医))
図工―"職人ビジネスマン"になるには(久恒啓一先生(宮城大学教授))
倫理・道徳―クレームと向き合う心(川田茂雄先生(「クレーム処理研究会」主幹))
課外授業―あなたの営業手法は間違っていませんか?(和田裕美先生(ペリエ代表取締役社長))
総合学習―部下と上手にコミュニケーションをとるには(本間正人先生(NPO法人学習学協会代表理事))