「人に好かれる話し方」和田 裕美
2010/08/10公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■営業ウーマンとして成果を出してきた
和田さんですが、元々は話すのが苦手。
和田さんは、話が苦手だったからこそ、
伝えられることがあると言います。
■まず、雰囲気。
人には何となく発するオーラのような
ものがありますね。
それは服装だったり、表情だったり、
それまでの言い方だったりするのですが、
当然、自分の思いも、相手に伝わっているのです。
ですから、合わない相手でも、
話さざるをえないなら、
相手を好きだと思って聞くしかないのです。
・相手を好きになって、話を聞く(p72)
■そして、言葉。
やっぱり、聞きにくい声よりは聞きやすい声、
しゃべりっぱなしよりは、言葉のキャッチボールが
できたほうが良いわけです。
自分の話もしながら、
相手との共通点を見出だし、
自然と相手に話させることが大切なのでしょう。
・会話において大切なことは、質問されたら、
答えてから同じ質問を相手に返すという基本形です。
自分の話をしてから、
相手の話題に自然に移るのです。(p58)
■基本的なことでしたが、
コミュニケーションは全ての人の
避けて通れない課題です。
誰にでも好かれる必要はありませんが、
嫌われる必要もありません。
この本で、基本を学べると思います。
和田さん、良い本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・人と関わると、「事実だけ」を伝えるよりも、
大切なことがわかってきます。
言葉は相手を幸せにるすため・・・
楽しい気持ちになってもらったり、ほっとしたり(p184)
・「思ったことスパーンと言えていいよね」・・・
「何で言わないの?」
「だって、怖いじゃん」
「何で?それって嫌われたくない気持ちが強いんだよね」
「うん、そうかもしれないなぁ」
「それってさぁ、自意識過剰かもよ」(p87)
大和書房
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
■著者経歴・・・和田 裕美(わだ ひろみ)
日本ブリタニカで世界2位の成績を残す。代理店支店長、営業部長。株式会社ペリエ設立。人間力、営業力セミナーなどを開催。
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