「プレイング・マネジャー 現場と管理職を兼任する人のためのコーチング術」本間正人
2013/07/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
■だれでも初めての課長職は、
初めての経験となります。
いわんや、今の時代は、
プレイング・マネジャーの時代。
課長も稼ぐことを求められる
場合があるのです。
そうした中で、初めての仕事で、
実績を出していくにはどうすればいいのでしょうか。
・マネジャーの業務に追われ、プレイヤーとして
パフォーマンスが落ちると、マネジャーとしての
指導力にも陰りが出てきます(p148)
■1年くらいたつと課長職も身につくでしょうが、
場合によっては「担当のほうがよかった・・」
という人がいるかもしれません。
やはり、それは人間関係ではないでしょうか。
やる気のないAさんをどうしよう。
言っても言うことをきかないBさんをどうしよう。
単に思いつきで話しかけるより、
しっかり作戦を練って、
話しかけたほうがいいですよ。
・やる気の低い部下と話をするとき、
特に気をつけたいことがあります。
それは、声の調子、高低、スピード、大きさを
相手に合わせることです(p72)
■人それぞれスタイルもあると思いますが、
コーチングというものを学ぶことで、
幅が広がると思います。
知らないよりも知ったうえで、
自分なりのスタイルを考えたいものです。
本間さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・今やる気が低い人でも、
必ず意欲に燃えていた時代があったはずです。
そのときの気持ちや情景を思い出してもらうと、
元気が出たり、顔色が明るくなったりします(p84)
・コーチングの肝は、未来に向かって
どうするかというアクション・プログラムを
打ち立てることです(p86)
・「一週間168時間のうち40時間働いている」
と捉えれば、意識の中で、ずいぶん自由裁量の
余地が残るのではないでしょうか?(p166)
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
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■目次
第1章 プレイング・マネジャーが直面すること―ある営業マン・山口智夫の奮闘記〈1〉
第2章 コーチングでチームをマネジメント―ある営業マン・山口智夫の奮闘記〈2〉
第3章 あなたのプレイヤー度・マネジャー度を診断する
第4章 プレイング・マネジャーのメリットとデメリット
第5章 プレイング・マネジャーのためにできること
第6章 プレイング・マネジャー相談室
第7章 会社としての取り組み
読んでいただきありがとうございました!
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