「ケーススタディで学ぶ「コーチング」に強くなる本―現代の上司に必須のコミュニケーションスキル 」本間 正人
2007/04/29公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
ものは言いよう、ということで、ちょっとした言い方で結果が大きく違う場合があります。例えば、仕事を頼むにしても「これをやれ」と言うよりは、「一緒に考えよう」と言ったほうがいいのです。
叱るにしても、あなたがその立場だったらどう考えるだろうか、とイメージさせる方法もあります。話し方は習慣でもあるのですが、自分ではわからなくても相手には伝わるところが難しいところです。
相手を否定するにしても、一旦「そうですね」と受け入れて、こういう考え方もあると思いますと言ってみるなど、工夫している人もいます。一度、自分の口癖や言い方をチェックしてみる必要があるのかもしれません。
本間さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・一緒に考えてみよう。例えば・・(p35)
・「そうだなあ、来週の水曜日までに、後は何をしたらいいと思う?」・・・「誰かに手伝ってもらうことはできるかな?」(p37)
・提案をいったん受け入れたうえで改善提案する・・・「なるほど。でも、もう少し早く仕上げることはできないだろうか?」(p59)
・もちろん、森元さんのおっしゃるとおり、これまでの人間関係は大事だと思います。ですから、いきなり値下げしろというわけにはいかないと思いますが、見積もりを取るだけでも価格が下がる可能性はあると思うんです(p89)
・上司として、富田さんの能力を伸ばす責任があると思うんです。そこで提案なんですが、富田さんとよく相談して、今後一年間の職務能力向上計画を立てていただけませんか?(p104)
・私があなたの立場だったら、おそらく釈然としない気持ちがあると思うわ。でも久本さんが私の立場だったら、どういうふうに思う?(p155)
・あなたがこの営業の仕事をしていて、どんなときに、もっともやりがいを感じるかしら?(p220)
・あなたはなぜアパレル業界に入ったの?(p246)
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
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