「ほめ言葉ハンドブック」本間 正人、祐川 京子
2007/12/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
■世の中には、「褒める」ことが苦手な人がいるようです。
「褒める」ことは、強力なコミュニケーションの武器ですので、
「褒める」ことができないのはもったいないことです。
■人は「褒め」られると、いい気持ちになりますので、
適切なタイミングで、適切な言葉で「褒める」と
職場の雰囲気は良くなるはずです。
あまり「褒め」ない人が、いいタイミングで「褒める」と
効果千倍だったりします。
■しかし、実際には「どこを褒めたらいいのかわからない」
ということもあるでしょう。
それでも、「褒める」べきところを探すのが、
上司としての修行なのかもしれません。
・性格は暗いし、仕事に臨む態度もいまいちだとなると、
上司としてはどこをほめていいのか悩むところでしょう。
こうした人の場合は、「可能性」をほめてあげます。
・・・「○○の分野にはきっと強いと思うよ」(p49)
■それ以外にも、この本では、
褒めるのが照れくさいなら、
「第三者を通じて褒める」など、
褒めるためのテクニックもいくつか説明されていますので、
そんなの知らなかったよ!という人は
読んでいただきたいと思います。
・「あの人があなたのことをこんなふうにほめていたよ」
と、第三者から言われるのはうれしいものです。(p105)
■褒めることの基本を学ぶのに、
良い一冊だと思いました。
褒めることが苦手という人は、
この本ぐらいは読んでくださいね。★3つとしました。
─────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・人のことをほめていれば、それがほかの人にも
伝染(モデリング)して、
相手からも尊敬されるようになるものです。(p21)
・忠告したいことや改善してほしいことがらがある場合は、
まずほめてからこちらの言い分を伝えると、耳を傾けて
くれるものです。・・・「その髪は何だ。黒くしてこい!」・・・
「・・・男前だよなあ。髪の色がもうちょっと
黒いほうが似合うと思うよ」(p77)
▼引用は、この本からです。
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人間関係を豊かにする指南書
人との接し方、動かし方のマニュアルでもある
【私の評価】★★★☆☆(73点)
■著者経歴・・・本間 正人(ほんま まさひと)
NPO法人学習学協会代表理事、帝塚山学院大学客員教授、
LCA大学院大学客員教授。
「学習学」を提唱し、「研修講師養成塾」を創設。
国際コーチ連盟(ICF)プロフェッショナル認定コーチ。
■著者経歴・・・祐川 京子(ゆかわ きょうこ)
(株)サンブリッジ投資事業部プリンシパル。
第一生命で法人営業を経て、営業スキルの研修講師に。
3000名への講演・研修を実施。
2006年より転職し、現在、ベンチャーキャピタリスト。
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