「35歳になったらマクドナルドでバイトしろ!」泉 忠司、青木 尚士
2013/07/29公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(93点)
■マクドナルドは食事としては嫌いですが、
アルバイトを戦力化する仕組みに注目していました。
その仕組みを知るためには、
アルバイトしてみるしかないな、と思っていたら、
同じような本を発見。
実話ではないようですが、
物語形式でわかりやすい。
・最初に目に飛び込んできたのは
壁一面に張り出されている
スタッフ全員の顔写真だった。・・(p44)
■お店のオペレーションについては、
紙のマニュアルとDVDと
チェックリストがあるようです。
DVDなら休憩時間に
見ることができますね。
そうした教材が、
役職、ランクに応じてあるわけです。
・採用されたアルバイトは初日に何を学び、
2日目に何を学び、30日間でどこまで学ばなければ
ならないか、すべてが決められていた。(p33)
■さらに、マニュアルで教えることのできない
人間関係やビジョンに係わるところは、
ハンバーガー大学で教えているようです。
仕組みがしっかりしているな、
と感じました。
チェーン展開するなら、
これくらいは当然なのでしょう。
物語が秀逸でしたので、
★5としました。
青木さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・未熟でいるうちは成長できる。
成熟した途端、腐敗が始まる
(レイ・クロック)(p54)
・まずは全員に最低ラインを越えさせることで、
平均点の底上げをする。
そこがマニュアルの役割なんです(p35)
・俺の上はCクルー、さらに上がBクルー、
そしてその上がAクルー・・・
それからトレーナー、さらに上がスター、
そしてSWマネージャー(スウィング・マネージャー)
SWマネージャーがバイトの中ではトップ・・(p45)
角川学芸出版
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【私の評価】★★★★★(93点)
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■目次
「ありがとう」は魔法の言葉
徹底的なマニュアルが組織の仕組みを作る
年齢も会社での立場もお客様には関係ない
目先の利益にとらわれず常に向上心を持つ
自分のためにではなく、他の誰かのために働く
失敗を怒るだけでは人は育たない
控え室は休憩する場所ではない
人にはそれぞれの生活がある。職場で見ているのは、その一部分でしかない
相手がしてほしいと思うことをする
信頼関係を築きたいなら、相手の話をよく聞く
読んでいただきありがとうございました!
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