「一生つかえる記憶力が3週間で身につく本」髙嶌 幸広
2016/09/08公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
記憶のコツをまとめた一冊です。ありきたりですが、記憶するために大事なことは、繰り返すことです。人と会うなら、その人の情報を予習し、会った後に復習する。そうした行動を習慣化できれば、頭の中にデータベースができるのでしょう。
・記録に残す・・
(1)名刺そのものに記録する
(2)似顔絵を描く
(3)記録用紙を整理する(p159)
よく考えれば、勉強のできる人は、よく勉強している人。
人のことをよく知っている人とは、人のことを常に考えている人。
原稿を見ないで話せる人は、しっかりした準備ができている人。
イメージできるまでしっかり準備すれば、記憶は定着するのです。
・話す内容をイメージできるまで十分な準備をする・・話のストーリーをつくる(p87)
驚かすわけでもなく、煽るわけでもなく、教科書的な一冊でした。あとは、生活の中でいかに取り入れるかでしょうね。髙嶌さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・商談会が終わった後に、名刺を交換した人々を思い出しながら、振り返ってみればいいでしょう(p15)
・相手の名前や特徴を覚えようと意識する・・
○初めて会う人、これから会う人の情報を事前に集めておく
○意識的に相手の名前をいうように心がける・・
○その日会った人の名前や特徴を記録しておく・・(名刺を活用する・特徴をメモする・似顔絵を描く)
○ときどき覚えておく必要のある名前と特徴を思い出してみる(p149)
・話の映像化4原則・・
原則1 そのとき、自分がしたこと、見たことをありのままに話す・・・
原則3 そのとき、思ったこと、感じたことを素直に話す
原則4 そのことについてのいまの感想や意見を話す(p99)
・簡単で自然な反復法・・5回以上繰り返すことが大切です(p65)
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
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目次
第1章 記憶の真実を知る
第2章 記憶力を高める基本
第3章 記憶法がみっちり身につく1週間
第4章 スピーチ・プレゼンのための記憶術
第5章 人の記憶に残る力をつける
第6章 人の話を記憶する
第7章 顔や名前を覚える
第8章 試験に受かる記憶力をつける
第9章 集中力が身につく1週間
第10章 脳にいい習慣を身につける1週間
著者経歴
高嶌 幸広(たかしま ゆきひろ)・・・1953年、千葉県生まれ。千葉大学大学院文学研究科人文科学専攻修了。記憶のメカニズムに基づいたコミュニケーション・プレゼンテーション・話し方などを専門としている。武蔵工業大学(現東京都市大学)〔プレゼンテーション技術〕・久留米信愛女学院短期大学〔言語表現法〕非常勤講師を歴任。
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