「壁を破る言葉」岡本 太郎
2016/08/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
■「芸術は爆発だ!」の
岡本 太郎の一冊です。
芸術とは何なのか。
芸術は爆発だ。
それは自分を出すこと。
認められなくても、
自分をつき出すこと。
・人に理解されたり、
よろこばれようなんて思うな。
むしろ認められないことを前提として、
自分を猛烈につき出すんだ(p41)
■芸術には答えがないので、
議論も難しい。
よく言う人もいれば、
悪く言う人もいる。
それでいいじゃないか、
と言っているように
感じました。
・でたらめをやってごらん。
口先では簡単にでたらめなら、
と言うけれども、
いざでたらめをやろうとすると、
それができない(p78)
■自分を出し、
他人とぶつかる。
新しいものを創作し、
これまでの作品を否定し、
また創作する。
それが芸術家の
戦いなのだと思いました。
岡本さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・なぜ、創るのかって?
創らなければ、世界はあまりに
退屈だから、創るんだ(p11)
・なんでもいいから、まずやっみる。
それだけなんだよ。(p15)
・制約が多いとみんな悩んでいる。
だが、制約があるからこそ、
自分のしたいことを貫くのが
ほんとうの行動になると思う(p142)
・いつも危険だと思うほうに
自分を賭ける。
それが生き甲斐だ(p47)
・「危険」を感じる。
それはつまり死の予感なんだ。
そのとき、よし、それなら死んでやろう、
と決意しておそろしいほうに飛び込む。
バァッとその瞬間、全身が生きてくる(p157)
【私の評価】★★★☆☆(71点)
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