【私の評価】★★★★☆(88点)
■指示とまったく違う形の資料が出てくる・・
最優先の仕事にまだ手をつけていない・・
そんな部下を持つ人のための一冊です。
そうした部下に対応するために、
部下を変えるのか、
自分の仕事のやり方を変えるのか。
部下が上司ほど優秀でないとすれば、
上司がやり方を変えるべきなのでしょう。
・場当たり的な伝え方はしない・・・
1 お願いしたいことをすべて書き出す
2 分かりやすい伝え方になるよう順番を工夫する
3 ・・
4 どこで進捗確認するかも決めておく(p26)
■優秀でない部下に
思いつきで指示をしてしまうと、
指示とちがう結果が出てきます。
優秀でない部下に、
仕事の理由を説明しないと
やる気を出しません。
優秀でない部下を叱っても、
不満そうな顔をするだけです。
あなたが悩んでいるのは、
部下が優秀ではないためであり、
優秀なあなたなら対応できるはずなのです。
・新しく指示を出すときは、
結論だけでなく
「なぜ、そのような指示を出すのか」
をきちんと説明しなくてはなりません(p116)
■上司という立場は、
たいへんだと思いました。
どうせなら成果を出す上司に
なりたいものです。
この本を読んで、
部下のタイプ別の対応を
考えてみましょう。
吉田さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・やらなければいけないことを、
次のようにすべて書き出すのです・・(p28)
・伝えるときは、
「小学生でも分かるように」
という意識を持って伝える・・(p58)
・部下が間違って理解しそうなこと、
判断に迷ってしまいそうなことを
ピックアップして質問・・(p68)
・「優先順位の高い仕事を1つお願いしたら、
劣後順位の高い仕事を1つつくる」
くらいの考えを持つべきです(p64)
・報連相が上がってこないパターンのリーダー・・
部下が報告してきたことに対して、
何の対策もしないリーダーです(p205)
・メンバーへの声かけは
「質」より「量」が大事(p86)
明日香出版社
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【私の評価】★★★★☆(88点)
読んでいただきありがとうございました!
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■目次
第1章 分かりやすく伝える方法
第2章 ミスが起こらない伝え方
第3章 伝えるために信頼関係を築く
第4章 部下を動かす上手な伝え方
第5章 困った部下への伝え方
第6章 部下をやる気にし、成功へ導く褒め方
第7章 部下との関係が悪くならない叱り方
第8章 「報連相」がうまくいくコミュニケーション術