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「雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール」齋藤 孝

2014/01/15公開 更新
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雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール


【私の評価】★★★☆☆(77点)


要約と感想レビュー

■売れているような本なので、
 購入した一冊。
 内容としては標準的でしょうか。


 雑談が得意になるためには、
 まず、自分の雑談のパターンを
 持つ必要があります。


 いくつかのパターンを自分の
 ものとすれば、どこでも
 誰とでも雑談がしやすくなります。


・雑談は「さいさつ+α」でできている(p22)


■そして、雑談する
 きっかけ作りのためには、
 ネタが必要です。


 そのためにはネタをいくつか
 持っておく必要があります。


 ある人は、その場で相手の服装を話題にする。
 ある人は、ニュースのネタをたくさん持っている。
 ある人は、相手の興味のあることを事前に調べている


 皆さん、それなりに
 努力しているのですね。


・「先生、そのネクタイ、すごく素敵ですね」・・・今、目の前にいる相手の「見えるところ」を、とりあえずほめる(p39)


■雑談とは、人との
 コミュニケーションそのものです。


 職場でも家庭でも
 雑談からはじまります。


 この本で、自分のパターンを
 開発してみてください。


 齋藤さん、 
 良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・「映画です」だけでは、はい、チャンチャンで会話終了。・・・「この前見た○○はよかったですよ・・・」といったプラスαのひと言を入れて返すだけで、そのやりとはちょっとした雑談に変身します(p68)


・相手の興味関心というフックに、「自分もそうなんです!」といった具合に話題を引っかけていく・・・(p86)


・今が旬のリアルタイムな話題は、仕入れたらすぐに使う・・・「この間、どこどこで感染者が見つかったんだってね」(p91)


・「ウチの授業に来た学生が『○○先生の授業、すごくおもしろかった』と言ってましたよ」・・つまり間接的にほめるのです(p103)


・誰とでも上手に話ができて、全員と適度な距離感が保てる。だから偏りがなく公平で、客観的な判断ができる。そんな人からは、人間としての「器の大きさ」も感じられます(p122)
 

・社長の仕事は雑談と決断(p131)


・『1回のパーティで1人、知り合いを増やす』と決めて、出席している誰か(もちろん初対面の人)と雑談するようにしています。・・・私と同じように、知り合いもいなくて居心地が悪そうにしている人に声をかけるのです(p157)


・私は大学で授業をするとき、必ずどこかで「雑談タイム」のような時間を設けています・・しゃべっている間は人間、眠りません(p169)


雑談力が上がる話し方―30秒でうちとける会話のルール
齋藤 孝
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 176


【私の評価】★★★☆☆(77点)


目次

1章:トークや会話術とは違う、雑談の5つのルール
2章:これで気まずくならない! 雑談の基本マナー
3章:すぐにできる、雑談の鍛え方&ネタの仕入れ方
4章:ビジネスに使える雑談力
5章:人、マンガ、テレビ。あらゆる達人からテクを学ぼう
6章:雑談力は雑草力。厳しい時代を「生きる力」そのもの


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