「怪物フィクサーに学ぶ「人を動かす」」朝堂院 大覚

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怪物フィクサーに学ぶ「人を動かす」

【私の評価】★★★★☆(81点)


■最後のフィクサーと言われる
 著者の人生がものすごい。


 父の死により、20代で倒産しそうな会社を引き継ぎ、
 真剣勝負で、1.5億円の売り上げを150億円にする。


 30代は、豊富な資金を背景に、
 海外の独立運動、革命運動に資金提供


 国内では、後藤田正晴を支援したという。


真剣勝負をしなければ、人は動かない。
 そして何事も成し遂げることはできない(p12)


■そして、尖閣諸島に中国が動くとの情報を得れば、
 著者が金と人を集めて、
 尖閣諸島に上陸、灯台を建設する。


 非核諸国同盟会議、法曹政治連盟、武道総本庁、
 日米・日ソ・日中・日韓それぞれの安全保障協議会等
 40~50の政治団体に金を出していたという。


 ところが40代には試練が訪れます。
 東京地検特捜部に強要・暴行・脅迫罪で逮捕される。


 さらに、オウム真理教との関係を疑われ、
 銀行が手を引いたことから
 関係する企業群はすべて倒産したのです。


・昭和53年(1978年)、・・・私のもとに電話があり、
 中国の民兵が尖閣諸島に上陸しようとしている、と伝えた。
 そこですぐに・・・尖閣諸島領有決死隊を結成し、
 尖閣諸島に強行上陸させた(p44)


■これはジェットコースターのような人生ですね。


 この本から学べることは、
 "真剣勝負"ということ。


 覚悟をもってことに当たらなければ、
 覚悟をもった相手に支配されるということです。


 朝堂院さん、 
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・勝利も敗北も含めて、真剣勝負の経験が
 自分の糧となり、次なる真剣勝負のための
 心構えや知恵をさずけてくれた(p26)


・一人一刀の精神・・かつては、自分が何か失敗をしたり、
 自分の家族や部下が失態を犯したら、
 責任をとって切腹
していた・・・
 代償が自分の死だと思えば・・サボったり、
 手を抜いたりもしないはず。(p66)


・相手の力量を見抜くことは重要である・・・
 相手の力を過大評価しすぎると、自分に心に
 恐れや不安が広がり、体が硬くなり、思考が停滞する・・・
 逆に相手の力を過小評価すると、こちらの心に油断が
 生まれたり、緊張感が欠けることで、
 相手につけ入る隙を与えてしまう(p127)


・相手を制するためには、こちらの気迫が相手よりも
 勝っていることが何よりも肝心だ・・・
 相手になめられないためにも、
 年配の親分のような雰囲気をあえて身にまとったのだ(p136)


・「安易に頭を下げてはいけない」ということも、
 相手との対し方を考えるうえで極めて重要なポイントだ・・・
 私はこれまで一度も人に頭を下げたことはない(p139)


・田中角栄はまだましな方。中身がつまった男だし、
 政治家としての重みがあった。ただ、彼の欠点は、
 目が国内にしか向いていなかったことだ。・・・
 頭の中は日本の道路公団のことでいっぱい。
 建設会社からいくら集めて、それで選挙で使って・・と
 そんなことばかりやっていた。(p143)


・東京地検特捜部のやり方だけは許せなかった。
 国の機関であるにもかかわらず、存在しない証拠を
 でっち上げ、自分を理不尽な逮捕・起訴・・・
 馬場の上司であり、指示を出していた
 特捜副部長山口悠介に関しては、
 新宿のラブホテルでコンパニオンと週に1回
 デートをしているという情報をつかんだため、・・・
 その情報を週刊誌にリークして記事を書かせた(p50)


怪物フィクサーに学ぶ「人を動かす」
朝堂院 大覚
サイゾー
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【私の評価】★★★★☆(81点)

■目次

プロローグ 人を動かす極意とは
PART1 真剣勝負の遍歴
PART2 真剣勝負の哲学
エピローグ 死ぬまで戦い続けろ、それが人生だ


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