「マンガ「サラリーマン大家さん」入門！」藤山 勇司

【私の評価】★★★★☆（84点）

■サラリーマンは本業を大事にしながら、
　余剰資金で大家さんになりましょう
　という一冊です。

　手法としては、
　中古の物件を狙います。

　賃借できる利回りの良いものを
　じっくり選ぶのです。

　サラリーマンは一定の収入がありますので、
　急いで投資する必要のないところが
　いいですね。

・好ましい不動産物件の三大条件は
　１　賃貸需要のある地域に位置し、
　２　担保価値があり、
　３　利回り15％以上である物件です（ｐ38）

■不動産投資がわかってくれば、
　銀行が資金を融資してくれる場合もあります。

　もちろん信頼が前提ですが、
　自己資金で堅実に不動産投資をしていれば、
　可能性は高いのです。

　もちろん、
　じっくり利回りが確保できるものを
　狙っていくのは同じです。

・メインバンクになってもらうためには、時間をかけ、実績を積まなければなりません。貸家の家賃を振込み、公租公課の自動引き落とし手続きをし、給与振込みの口座を開き、月額3万円以上の定期を積み、確定申告を提出し続ける（ｐ152）

■あくまで「本業が大切」ということが
　気に入りました。

　ある意味、保険を買うような
　ものだと思います。

　病気になっても不動産は
　稼いでくれるわけですから。

　藤山さん、　
　良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・戸建てなら300万円を上限諸経費を入れても350万円を上限に投資してください（ｐ60）

・自宅近くにもかかわらず、小銭を探し自動販売機に150円を投入する。たかが150円、家計に影響するレベルではありません。しかしながら、こうしたちょっとした散財癖が身につくと、支出に歯止めがかからなくなる傾向が強化されてしまいます（ｐ91）

・2ヵ月以内の住民票、入札書を3組以上、そして売却基準価額の2割の現金を常に用意しておきましょう（ｐ74）

・築20年のＲＣ造建物の場合、今後10年の間にエレベーター交換と陸屋根（平らな屋根】防水および外壁塗装費用が必要になります。・・・地方のＲＣ造のマンションの場合、少なくとも家賃の半分は維持費で消えると考えたうえで、収支を検討すべきです（ｐ123）

【私の評価】★★★★☆（84点）

■目次

STORY1 兼業大家への第一歩
STORY2 忘れてはならない貸家の三大条件
STORY3 あわてず、あせらず、あきらめず
STORY4 躊躇することなく鬼指しを!
STORY5 兼業大家さんは家計の下支え
STORY6 管理業務、3つのキモ!
STORY7 月額余剰家賃で属性アップ!
STORY8 兼業大家さんは家業です

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