「出口 汪の「好かれる! 」敬語術」出口 汪
2013/05/26公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
要約と感想レビュー
仕事において言葉というものは、非常に大切だと思います。
同じことを言っても言い方によって、結果がまったくちがったものになる場合があります。
特に敬語については、学校でも学びますが、社会人になったら再学習が必要でしょう。
・部下「はい、拝見します」・・・相手が上司や取引先の場合→「この書類をご覧になっていただけますか?」(p20)
特に注意すべきは、だれでも知っている敬語を間違ってはいけないということです。
つまり、目上の人に「ご苦労様です」と言っている若い人がいるとすれば、「お疲れさま」ですよ、と教えてあげますが、「この人の親はいったい何を教えているだろう」と悪い印象が残ってしまう可能性があるからです。
・「〇〇はただ今取り込んでおりまして」と言いがちなんだけど、・・・「取り込んでいる」と言われると、自分のことを軽視されたと感じる人もいるかもしれないからね。こういう場合は、「ただいま席を外しておりまして」という常套句を返すといい(p193)
自分の反省も含め、若いときにこそ敬語を勉強しておくべきだと思いました。敬語をマスターするのは、早ければ早いほど良いのです。
基本的なビジネス敬語でしたが、大切な基本ということで★3としました。
出口さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「お客様、お車が参りました」「部長、携帯が鳴っています」(p31)
・上司や取引先など、尊敬語を使うべき相手の意見、考えに同意、共感していることを示したい場合には、「はい。おっしゃる通りと存じます」が一般的(p54)
・上司や取引先が相手なら、「申し訳ございません」と言うべきだろうな(p66)
・《先輩の場合》お手伝いいただいたおかげで、書類を間に合わせることができました。ありがとうございました。《上司の場合》お力添えいただいたおかげで、書類を時間までに仕上げることができました。本当にありがとうございました(p112)
・よく使われる言い方だけど、「ささやかですが、お食事をご用意いたしました」くらいでいいんじゃないかと私は思うよ。(p175)
・はじめての人から電話がかかってきたときは、なんと言えばいいんですか?「お電話ありがとうございます」がよく使われるね(p180)
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
目次
第1章 印象は「敬語」で9割決まる!
第2章 上司・先輩・得意先に好かれる敬語術
第3章 「好感度10倍アップ!」の敬語術
第4章 すぐ使える! "「お」と「ご」"を使う敬語術
第5章 もう困らない! 電話・メール・手紙の敬語術
第6章 これでぜったい好かれる! 言葉ストック&敬語術
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