「カリスマ受験講師の論理的に考える、私の方法―「自分の頭」がもっと賢く使える!」出口 汪
2011/05/20公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
要約と感想レビュー
塾講師が教える論理的な本の読み方です。
小説などであれば、場面をイメージしながらただ読めばよい。
一方、論文などは文章を読みますが、全体の構成を考えながら読むと、論理的な読み方になるのです。
・論理を重ねて読んでいけば、もっと速く、正確に読める・・・これが筆者の主張で、これはその具体例、次は引用で、さらに比喩を使って同じことをくり返しているのだ」というように論理構造を押さえていくのだ(p83)
では、私はどうやって読んでいるのかな、と再確認してみると、それほど構成は考えていないようでした。
ただ、文書を書くときには、構成というか、自分の型を認識することで、短時間にそれなりの文章を書くことができるようです。
「文章を書くなら論理的な構成を意識する」私も注意してみたいと思います。
出口さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「他人の考えを盗むこと」が知識を広げる早道(p175)
・私は鴎外によって、学ぶとはどういうことかを知った。・・・鴎外がわかるということは、同時に漱石がわかるということだったのである。さらに、漱石がわかるということは、芥川がわかる(p217)
・本を読むことによって、絶えず論理的思考を維持でき、しかもさまざまな話題を吸収できる。世界をさまざまな角度から俯瞰的にとらえ、より多くの情報から、的確な判断が下せるようになる(p53)
・書いた文章を人に読んでもらう・・・鍛え上げた頭を、そろそろ誰かに披露してみよう(p172)
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【私の評価】★★☆☆☆(64点)
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