「昨日と違う自分になる「学習力」―向上心がわいてくる54の具体例」中谷 彰宏

【私の評価】★★★☆☆（74点）

要約と感想レビュー

■学習力についてまとめた一冊。
　大人の学習力とは、
　進歩し続ける力です。

　進歩には限度がありません。
　一日一冊も、
　ずっと続くということです。

・向上心には「ココまでやればいい」というものがないのです。・・・「そのペースで一生やります」ということです（ｐ151）

■人間は進歩を極めると、
　学ぶことを止められなくなります。

　学べば学ぶほど、
　自分が万能でないことが、
　よくわかるからです。

　だからこそ、学ぼうとする。
　どこからでも　学ぼうとする。
　これが「無知の知」なのでしょう。

・講師で行った時にこそ、学ぶ。・・パネル・ディスカッションは・・学びに行っている・・聞いている人からいかに吸収していけるかです（ｐ146）

■中谷さんも書き続けて10年間。
　ボツ原稿を書き続けました。
　書いてもボツ。買いてもボツ。

　それでも書き続けた人だから、
　わかることがあるのだと思います。

　中谷さん、良い本を
　ありがとうございました。

この本で私が共感した名言

・ホテルマンの研修・・・「今日1日、ロビーに座っていてください」と言われます。・・これが本当の学習です（ｐ76）

・郷土や国の歴史を勉強すると、自分の自信になる・・・自分の今いるところを愛することです（ｐ97）

・学習は・・・今サボると、一生サボることになる（ｐ54）

・映画の字幕を読める人は、すでに速読している（ｐ104）

・学習力のある人は、1分でも勉強します。・・・１分とか15秒の積み重ねで、人間は成長しているのです（ｐ171）

【私の評価】★★★☆☆（74点）

著者経歴

　中谷 彰浩（なかたに　あきひろ）・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。

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