「できる上司は「教え方」がうまい」松尾昭仁
2011/12/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
■部下を教えるためのコツを
教えてくれる一冊です。
そもそも部下を育てようという人は
問題外なのでしょうが、
意識して教えようと思うと難しいもの。
だいたい、
自分の能力以上の人を育てるのは
無理なのではないでしょうか。
だからこそ、
「自分の分身」くらいの人は
何人か育てたいのです。
・「スピード最優先時代」だからこそ教えよう・・・「自分の分身」を教え育てることです(p24)
■部下に仕事を任せつつ、
進捗を確認していく。
うまくいかなければ、
修正してもらう。
それでもダメなら、
上司である自分が乗り出して
いくしかないのでしょう。
最終的なすべての責任は、
自分にあるのですから。
・教育期間のうちは一連の仕事を一通り黙って見ていることも、教える側の役目(p72)
■はじめて上司になった人には、
ちょうどいい一冊ではないでしょうか。
部下だけでなく、上司も失敗しながら
成長していきます。
部下を育てるなどとは、
おこがましいのですが、
自分も部下も育てる視点が
必要なのでしょう。
松尾さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・教えることは最高の「勉強法」・・・教えることは、「知識の棚卸作業」(p33)
・ミスや失敗は叱るのではなく、適切なアドバイスをし、本人に軌道修正させればいいのです(p104)
・勉強会・・・「課題図書」や「参考資料」をあらかじめ指定して、前もって読んでから、勉強会に参加するのを義務づける(p149)
▼引用は下記の書籍からです。
日本実業出版社
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
著者経歴
松尾昭仁(まつお あきひと)・・・起業コンサルタント/出版プロデューサー/ネクストサービス株式会社代表取締役。士業や各種コンサルタント、起業家を商業出版やメディア露出で支援する戦略プロデューサー兼、コンサルタント。大学卒業後、業界大手の総合人材サービス企業を経てコンサルタントとして独立。自身が企画し講師を務めるビジネスセミナーの参加者は延べ1万2000人超え。
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