「やる気を引き出す シンプルなしかけ」白潟 敏朗
2010/12/02公開 更新
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【私の評価】★★★★☆（82点）
要約と感想レビュー
■コンサルタントの白潟さんが教える
中小企業での職場の雰囲気をよくする
ちょっとしたアイデアです。
白潟さんの言うところでは、社員のやる気を
引き出すために安易に人事評価制度を
変えようとする経営者が多いとのこと。
安易に「成果主義」などを導入すると
失敗しますよ！
それより、ちょっとしたアイデアを
やっていきましょう！
というのが本書の提案です。
・公平な人事評価制度・・・全面改定は劇薬になるから避けておきましょう。・・・シンプルなしかけをやりながら、小さな成功を（ｐ81）
■具体的には、ぺらイチ社内報、
私の自慢スピーチコーナー、
ちょっと工夫した人事評価シートなど
採用されている会社も
多いのではないでしょうか。
こうした会社のちょっとした仕組みや行事が、
総合して職場の雰囲気を作っているのは
まぎれもない事実だと思います。
中小企業に限らず、職場、事業所の責任者なら
あっ、これは使えるかも・・・
というものも多いはずです。
・「これを次の会議から使うと盛り上がりまっせ」・・・「私の自慢」というコーナーを設けてください。（ｐ106）
■白潟さんは、気軽にやってみて
うまくいったら続けて、だめなら
止めればいいと言っています。
確かに、職場により合う合わないも
ありますので、
私も職場で、一個のアイデアを
試しにやってみようと思います。
白潟さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・待遇は腹八分目に！（ｐ52）
・活性化のポイントは「会話」にあります（ｐ86）
・村のオキテ遵守評価シート・・・「社内で全員が守るべき最低限のルールってなんだと思う？」と質問して、１人３～５個を紙に書いてもらって・・・（ｐ164）
・人事評価シート・・・「○○力・○○性」で点数がつけにくくわかりにくいものは、定量に変えられるかどうかを考えてみてください。（ｐ136）
日本実業出版社
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【私の評価】★★★★☆（82点）
著者経歴
白潟 敏朗（しらがた としろう）・・・1964年生まれ。2006年、トーマツ・イノベーション株式会社代表取締役。2014年白潟総合研究所株式会社を設立。2017年にリファラルリクルーティング株式会社、2018年に1on1株式会社、2019年ソーシャルリクルーティング株式会社を設立、中小ベンチャー企業に特化した、本質的なコンサルティングを行う。
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