「パーキンソンの法則」C.N.パーキンソン

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パーキンソンの法則 (至誠堂選書)

【私の評価】★★★★☆(88点)


■1960年代にイギリス大英帝国で
 ベストセラーとなった一冊です。


 大英帝国の秘密の書とでも言えましょうか。


■イギリス人の著作らしく笑えます。


 たとえば、
 役人の数は、仕事の量ではなく、
 「昇進を望む人数」「1つの書類処理の時間」を
 パラメーターに増加するというのが、
 パーキンソンの法則です。


 言いかえれば、昇進したい人が、
 立派な書類を作るために
 人は増え続ける
ということでしょうか。


・仕事の量と役人の数との間には何の関係もないのであって、
 雇用されるものの数は、その仕事が増えようが減ろうが、
 あるいはまた全然なくなってしまおうが、
 ひたすら・・・増大するのである。(p12)


■それ以外にも、「大きい金額の購入ほど議論されない。
 「委員会は3~5人がベスト、20人以上で非効率」
 など、今でも使える法則がありました。


 1億、2億円の工事は5分しか審議しないのに、
 300万円の教育費用には1時間も審議してしまうということは、
 実際にあると思います。


 笑えるけど、笑えませんね。


・議題の一項目の審議に要する時間は、
 その項目についての支出の額に反比例する。(p42)


■過去に、パーキンソンさんの本は一冊しか
 読んでいませんでしたが、
 うかつでした。


 こんなに笑えるとは。


 さっそく、
 パーキンソンさんの本を6冊購入しました。


 古い本で読みにくいところはありますが、
 大英帝国の知恵ということで、
 本の評価は、★4つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・内閣・・・膨張の真の原因は、ある人々をのぞいておくと
 かえってうるさいからである。そういう連中の反対をとめるには、
 すべての決定をする際、彼らも加えておくのが一番よい手なのだ(p59)


トップが第二級の人ならば、彼は第三級の人物を
 直接の配下とするように努め、また、配下どもは
 その部下に第四級の人物をもってこようとつとめる。(p122)


・採用試験と求人広告・・・三百人の応募者の中から、
 人間を選び出すなどということは、実際問題としてできることではない。
 したがって、こんなに沢山の応募者を集めるような
 最初の広告のやり方が間違っていたのだ。(p83)


▼引用は、この本からです。

パーキンソンの法則
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C.N.パーキンソン
至誠堂
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【私の評価】★★★★☆(88点)



■著者紹介・・・C.N.パーキンソン

 1909年生まれ。ヨーク大学、ケンブリッジ大学、
 ロンドン大学で修業。
 第二次世界大戦中、軍関係の役所で働く。
 その経験をもとに、「パーキンソンの法則」を発表。


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