「地球が天国になる話」斎藤 一人

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地球が天国になる話 (ロング新書)

【私の評価】★★★★★(92点)


●日本はこれだけ豊かなのに、
 街を歩いている人の顔に
 笑顔がないのはどうしてでしょうか。


 斎藤一人さんは、それは劣等感を持っているからだよ、
 と言います。この「劣等感」とは何でしょうか。


 それは、子どものころから親や先生から
 比較され、怒られ、傷ついた心が、
 「私を認めてくれ」と叫んでいるようなものです。


 ・親がイライラしていると子どもを
  つっけんどんに扱ったりする。
  そのときは怒りたいから怒っているだけなの。・・・
  あなたの親はただ思いつきでやっているだけなの。
  ただそれだけなんだよ。
  だから劣等感を持つほどの問題じゃないんだよ(p58)


●劣等感を持っているとすぐにわかるのは、
 自分のイライラを怒ることで
 解消しようとする人です。
 どこの会社でも見かけますね。


 そして、ちょっとわかりにくいのは、
 「あなたのためを思って言うけれど・・・」
 と言いながら、
 ネチネチと小言や不満を言う人です。


 ・片方は、怒鳴ることによって人からエネルギーを取っている。
  もう片方のほうは、ねちっと始まって、被害者を装いながら
  相手の同情という形で、エネルギーを・・・
  自分がいただいちゃうタイプがいるんです(p94)


●私も大学までは、良い大学、大企業への就職を
 目指して突き進んでいたわけですから、
 他人の基準で頑張っていたのです。


 大学時代、何かを探しているように感じたのは、
 実は、本来の自分が求めるものを
 探していたのかもしれません。


●では、どうすれば、
 この劣等感を克服できるのでしょうか。


 まずは自分の劣等感に気づくことだ
 一人さんは言います。


 しかし、気づいただけでは、
 心の中にぽっかりと大きな穴ができてしまい、
 またそこに劣等感が戻ってきます。


 その空間を代わりに満たすものは、
 良いコトバ(言霊)しかないと
 一人さんは断言します。


 そのコトバは、
 「ついてる。うれしい。感謝しています。幸せ。ありがとう。」(p79)
 こうした言葉です。


 ・「お母さんは、あんたのこと信じてるからね」・・・
  その言葉には恐れがないの。
  劣等感とは恐れの連鎖なの(p106)


●人間の本質に迫るお話が聞ける
 素晴らしい一冊です。
 深く考えさせられました。★5つとします。


 斎藤一人さんのお話CD2枚付ですから、
 家族と車で聞いてみてください。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・劣等感を持った者が出世すると、
  出世したから人は自分を尊敬してくれると思うけど
  誰も尊敬しない。だから、今度は飲み屋だとか
  いろいろな所へ行って威張るんだよ(p44)


 ・ほめる気になればいくらでもほめられる。
  けなす気になればいくらでもけなせるの。
  自分をけなして生きたら地獄だよ
  「自分のあら」を探す人は、他人のあらを探すよ・・
  まず自分が「私は私を尊敬しています・・」だよ(p113)


 ・死を考えるときに、
  人はまともな愛の道に戻れる(p119)


▼引用は、この本からです。



地球が天国になる話 (ロング新書)



斎藤 一人
ロングセラーズ
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【私の評価】★★★★★(92点)



■著者紹介・・・斎藤 一人

 『銀座まるかん』創業者。1993年から毎年、
 全国高額納税者番付(総合)10位以内にランクイン。
 総合納税金額173億円。


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