「トヨタ式「視える化」読本」若松 義人

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通勤電車で読むトヨタ式「視える化」読本 (宝島社文庫)

【私の評価】★★★★☆(83点)


トヨタ式を一言でいうと、常に進歩(カイゼン)しながら、
 目標をイメージし、それをビジュアルに書き、見える場所に
 貼り付ける・・・というものです。


 ・長期的な目標やキャリアプランを考えるなら、
  漫然とイメージするのではなく、
  具体的な日付を入れて計画するべき。
  トヨタ式では「就業10年」を前提にした
  育成計画を用意する。(p51)


●これはいわゆる成功法則の本に
 書いてあることと同じです。


 そう考えると、成功法則と同じように、
 問題となるのはそれを実践できるのか、
 ということです。


 実践させるポイントは、
 視えるところに貼るということ。


 ・個々人の役割を星取り表で明確にする。
  現時点での到達度をビジュアルで示すことで、
  能力が足りない人には危機感を
  抱かせることができる(p35)


●この本はたったの600円です。


 実践できれば、個人であれば数千万円単位、
 企業であれば数億円単位で利益が上がるでしょう。


 しかし、問題は実践できるのかということですから、
 そこにコンサルタントが1日数十万円の料金で
 雇われる価値があるのでしょう。


●非常に効果があり、
 簡単そうにみえてなかなかできないことを
 とりまとめた本書は600円では安すぎます。


 一つでも実践すれば数千倍、数万倍となって
 かえってくるでしょう。


 様式例がふんだんに盛り込まれているので、
 ★4つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・コスト削減といわれても全体で見ると、
  どこから削減していいのか途方に暮れてしまう。
  だが、一個単位で考えて費目別に見ていくと、
  どこに削減する余地があるのかが「視える化」される。(p159)


 ・かつてトヨタでは叱られたときに
  サンキューカードを手渡していた。
  自分を見守り成長の機会を与えてくれてありがとうという
  気持ちを込めてのこと。(p171)


 ・「A3用紙1枚」原則で要点を絞る(p101)


通勤電車で読むトヨタ式「視える化」読本
若松 義人 トヨタ式経営をベースにした若松メソッド経営研究会
宝島社 (2006/03)

【私の評価】★★★★☆(83点)



■著者紹介・・・若松 義人

 1937年生まれ。トヨタ自動車入社後、生産、原価、購買の
 各部門で大野耐一氏のもと「トヨタ生産方式」の実践、普及に
 努める。84年以降は、他社でトヨタ式の導入・実践にあたる。
 91年より大宇自動車顧問。92年にカルマン設立。


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